韓国語を勉強したきっかけ⑤
就職活動がひと段落した後も韓国に留学してみたいという想いは捨て切れず...このまま後悔するのは嫌だと思い、思い切って大学4年の夏休みに留学をすることに決めました。
それまで就職活動で忙しく、なかなかアルバイトが出来なかったため留学資金はゼロ。留学を決意してからはアルバイトを3つ掛け持ちし、ほぼ休みなく毎日バイトをして(1日で3カ所ハシゴする日も!笑)なんとか留学資金を貯めました。遊びにも行かず、欲しいものも買わず、とことん支出を抑えてバイトバイト。体力の許す限り働きました。極め付けに飛行機乗る6時間前までバイトしてました😇笑
そんなこんなで無事留学資金も貯まり、夏休みに3週間、梨花女子大付属の語学堂への留学が実現しました🌸
ずっとずっとずっと行きたかった留学。夢のような3週間でした。
韓国語で韓国語を学ぶことも初めて、1人で生活することも初めて、毎日が新鮮で本当に楽しかった!!!高校1年生の頃から学校以外はバイトばかりしていたので、バイトもせずに自分の好きなことだけに時間を費やせる3週間が天国のようでした。
超がつくほどの貧乏留学だったけれど(笑)韓国で過ごした3週間は私にとってがかけがえのない人生の宝物です。
今は無き新村のマックでアイスコーヒー一杯だけで何時間も勉強したり、大学の図書館で学生たちに混ざって遅くまで勉強したのもいい思い出☺️💕最後の授業では成績優秀者として表彰していただき、よい記念になりました✨
留学なんてまたとない機会、たったの3週間だけれど1年分の留学するぞ!帰ってくる頃にはあの子(きっかけ①に登場した友人)みたいにペラペラだぜ!なんて意気込んで、本気で勉強してみたものの、結局のところ3週間程度では語学能力は爆発的に伸びず。思い描いていたペラペラには程遠いままでした。
しかし私がこの留学で得たものは語学力よりももっともっと大きなものでした。今後の語学勉に...いや、人生に役立つ、大事なスキルを手に入れました。
それは
「なんでも怖がらず挑戦すること」
「1人で行動すること」
言葉が通じない世界で生きていくには死ぬこと以外はかすり傷の精神を持っていないとやっていけません。信用できるのは自分自身だけ。自分で判断して動かないとなにも始まらない。しかも3週間しかないのだから怖がって何も挑戦しなければ一瞬で留学終了。
自分の言葉が下手とか気にせず、果敢に一人で行動しました。韓国語間違えたって死にやしません。
一人で高速バス乗ったり、KTX乗ったり、寄宿舎の近くの屋台に通ってアジュンマと仲良くなったり。
今思うとあの韓国語のレベルでよくもここまでやれたなと思う。笑 授業の時に昨日は1人であれした!これした!って話すたびにクラスメイト若干ひいてました😅
「なんでも怖がらず挑戦すること」
「1人で行動すること」
夢のような留学の日々はあっという間に終わってしまったけれど、留学を通してこの2つが身についたことは本当に大きかったです。
あ、そうそう!帰国後に、さすがに受かるだろうと思って対策もろくにせずハングル検定準2級受けましたが落ちました...。3級と準2級の壁は厚いという噂は本当だった!!(いやちゃんと対策しろ)
大学在学中に準2合格はつかめず。無念。
そして時は進み、3月に大学を無事卒業。
その先には大好きな韓国語に一切関わることのない数年間...辛く厳しい社会人生活が待ち受けているのでした。
つづく
はぁ...今これ書きながら当時を思い出してたら、なんだか懐かしくて胸がいっぱいです☺️
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