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高校の文化祭(2017年6-7月)その2

さて僕は、実行委員としても、委員長としても果敢に新しいことに取り組んだ。

でも、その話をする前に、文化祭前後に僕がどれくらい忙しかったかを話したい。
まず、文化祭の1週間前まで部活では現役が続いていた。ちなみに部活だと、試合には出ないが監督のようなポジションで作戦を考えたり、出場選手を考えたりしていて、全然気が休まらなかった。

そもそも私は文化部員でもあって、軽音部で4つバンドを掛け持ちしていて、文化祭の2日間で20曲を弾かなければならなかった。

そして、文化祭が終わると夏休みが始まって、夏休み明けに体育祭があるのだが、体育祭ではクラスのパートリーダーでもあった。夏休み前に業者に発注しないと間に合わない。

つまり、メチャクチャ忙しいのだ!
そんなに忙しいのに、なんで果敢に新しいことをしてしまうのかと言うと、半分は自分のせいで、半分は文化祭実行委員であり、同じバンドメンバーであり、同じ部活動のメンバーでもあるSのせいだ。

Sは初めての文化祭実行委員会の打ち合わせで、「何か新しいことやんないと面白くなくない?」と言った。

そして、その無邪気な提案は会議を重ねる中で「新しいパートの設置」と言う形となった。パートというのは、文化祭の期間にだけ有志で設立される部隊で、例えば教室を借り切って演劇をするパートや校庭で出し物をするパートなどがあり、これを新たに作るということだ。

Sの無邪気な提案ではあったものの、その頃には私もすっかり乗り気になっていた。ちなみに、私はそのパートの初代パートリーダーでもある。(続く・新設パートの話)

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