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シンガポール入国時と日本帰国時に必要なこと(2022年4月26日以降)

GWの期間にシンガポールに行ってきました。

シンガポールは4月1日から、渡航規制リストにある国・地域に過去7日間滞在していない全てのワクチン接種完了者について、隔離なしの入国を基本的に認める「ワクチン接種完了者渡航フレームワーク」に切り替えました。
そしてさらに、4月26日から一段と水際対策を緩和しています。

新型コロナウイルスの水際対策が海外では急激に緩和されつつあります。ルールも急に変わるので、現時点ではどうだったのかをまとめてみました。

シンガポール入国前に準備したこと

・接種証明書(日本のアプリ)
事前準備が必須です。マイナンバーカードがあれば簡単に登録できます。事前にインストールしておきました。

・SG Arrival Card(シンガポールの電子入国カードアプリ)
事前にインストールして登録をしておいたのですが、実際に入国時に見せることはありませんでした。
ただ、必要がないという公式の情報が見つからなくて、日系の航空会社からは行きの搭乗口でも、飛行機内でもインストールして登録しておくように言われていました。
もしかすると、実際に提示することはしなくても、パスポート番号と紐付いて確認されているのかもしれません。本当のところはよくわかりません。

・TraceTogether(シンガポールの接触追跡アプリ)
少し前までは、ショッピングモールやお店に入る時に必要だったようでしたが、4/26以降は殆ど使われていないとのこと。実際に滞在中は使うことはありませんでした。

ただし、ハイリスクの場所では使うことが求められているようで、政府としてはアプリを保持することを強く推奨しているようです。

・入国前のPCR検査
4月26日から、シンガポール入国時の事前PCR検査は不要になりました。条件は以下のURLに書かれています(基本的には2回接種していれば大丈夫)。
出国直前にこのようなルール変更があったので、これは実施しませんでした。実施していた場合、証明書の発行に2〜3万円かかっていたようです。

・Grab(シンガポールの配車アプリ)
SMS認証ができなくて、事前に日本で登録できず。チャンギ空港に到着直後にも試してみたのですが、やはり失敗。ですが、翌朝に再チャレンジしたら認証に成功しました。現地対応のSIMではなかったのですが、無事に登録できました。

あちこち移動する人にとっては、本当に便利なアプリ。以前はUberもいたけど、撤退。その頃は競争が激しくて安かったとか。現地の人に聞いたら、Grabの浸透でタクシーのドライバーの品質も上がったらしいです。初日はタクシーを使ったのですが、親切な人でした。ボッタクリも減ったのでは。

・海外WiFiレンタルサービス
空港にあるので事前予約もせずにその場でレンタルしました。並んでもいなかったので時間も数分しかかかりませんでしたが、時期や時間帯にもよるかもしれません。SIMフリーのスマートフォンを使っているなら、格安の海外対応のSIMを買っておくのが安くて便利かも。

・タッチ決済のクレジットカード
シンガポールでは使えるお店が多くて便利でした。CMもやっているのに、なんで日本はあまり浸透していないんだろう。使えるお店でも、お店の人に「タッチ決済でお願いします」と言わないと対応してくれないことが多いような。

・両替
ホーカー(廉価な飲食店の屋台や店舗を集めた屋外複合施設)ではキャッシュが必要でした。ローカルなお店もそうかもしれません。チップの習慣もないので、あまり現金が必要な場面はありませんでした。自分の場合はカードで殆ど済ませるので、50ドルぐらい用意しておけば十分に余ります。日本の空港で両替したのですが、10ドル以上のお札にしか両替できませんでした。
いたる所にセブンイレブンがあるのですが、水を買って(2シンガポールドル前後)お金をくずしておきました。

日本帰国前に準備したこと

・My SOS(日本の健康管理、隔離者監視アプリ)
App Storeからダウンロードしてはダメで、厚労省のページにあるURLからダウンロードする。アイコンは一緒だけど、別物でもあり、これはハマる人もいるのでは。ちょっと不親切ですね。以下からダウンロードできます。

質問票の提出、ワクチン接種証明書の提出もこのアプリからできます。シンガポール出国前に余裕をもって対応しておくとよいと思います。

・フライト出発時間72時間前PCR検査
H.I.S.で予約をしました。予約会場も多いし、親切で迅速でした。事前にスケジュールを組んでおいたほうがよいので、日本を出国する前に予約を済ませておいたおくとよいでしょう。

・入国時の手続(入国時の検疫手続きでPCR検査を実施)
シンガポール出国前にPCR検査を受けますが、飛行機が日本に到着後もPCR検査を実施します。飛行機を降りてから、税関を通るまで羽田空港で1時間40分かかりました。おおよそ以下のような流れでした。

到着15分後
結構歩きます。検査会場に到着

到着25分後
PCR検査の検体採取と回収

到着35分後
少し移動して、検査結果通知場所に到着

到着1時間30分後
検査結果を受け取る

到着1時間40分後
税関を通過してロビーに出る

・入国後に必要な対応
【ワクチン3回接種済みの場合】
自宅待機なし

【ワクチン3回接種未満の場合】
自宅で待機。3日目に自主検査(PCR検査)をして陰性結果を届け出れば4日目から自宅待機解除。自主検査をしないと7日間自宅待機が必要。

・待機期間中に必要な対応
ワクチン接種は2回しかしていなかったので、3日間の自宅待機をしました。

MySOSを使って以下を毎日実施します。
- 毎日の健康状態報告(1日1回)
- 現在地報告(1日数回)
- MySOSのビデオ通話応答(1日数回)

現在地報告とビデオ通話応答はランダムなのだと思うのですが、1日数回アプリから通知があって対応を求められます。
ビデオ通話はAIによるもので、30秒間録画をされます。真面目に待機はしていましたが、折り返しができないのでタイミングによってはビデオ通話に出られない時もありました。


ここで書いたのは、5月7日時点の情報です。今後も変わる可能性が高いので、これから海外に行かれる方は直前まで政府公式の情報を参照するようにしたほうがよいと思います。

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