就活しんどいよね

 7月も後半ですね。現役就活生の皆さんお元気ですか?お元気ではない人も多いですよね。去年の今頃開き直った私の就活体験談をまとめさせていただきます。NNTの励みになるといいな、と思ったり思わなかったりですが私自身の備忘録としても残していきます。

1当時のスペックと志望業界

スペック→中の上の私大文系、メインのバイトは飲食、ボランティアサークル(真面目に参加していなかった)、TOEIC約600(微妙過ぎたのでほぼESには載せなかった)、22卒女

志望業界→出版、文具メーカー、その他趣味周辺、公務員

 出版業界に入ることは小学生の頃からの夢でした。大学の学部選択では出版に少しでも関連がありそうなところに決めました。小さい頃から周りの子と比べてかなり多く本を読んでいました。年齢が上がるにつれ漫画も大量に読み漁るようになりました。なので漠然と出版に関われたらいいなとずっと考えていたのだと思います。就活を終えた今となっては少し思うところは変わりましたが。

 みなさんご存じの通り出版就活は本当に難しいです。志望者数が半端なく多いのに対して採用人数はごくわずか。そもそも新卒採用をしているところはほんの一握り。もちろん絶対受かる確証もありませんし自信もありませんでした。出版一本は怖いので次に興味があるのは何だろう、と考え出てきたのが文具メーカーでした。私のNoteを遡ると少し分かると思いますが、イラストを描くことが好きです。デジタルもアナログも触れていますがアナログで色々な画材を試すことが特に好きなので関連のある文具(画材)メーカーもいいな、と思い志望しました。

 その他趣味周辺としてはグッズ制作会社やパンフレットなどの書籍制作に携わる仕事に興味を持っていました。というか就活にやる気が出なかったんです。もっと幅広く会社を探すべきであったのはとっても分かるんです。でも頑張れなかった。そこで苦肉の策として家の中にあるものに記載されている会社で新卒採用をしているところを片っ端からリストアップしました。日用品や電化製品のメーカーは大抵大手メーカーで就職難易度が高いことが分かっていたので結果として身の回りにある趣味のグッズに記載されている会社ばかりが志望会社リストに上がってきました。

 これらに加えて私が目指したのが公務員です。頭の中が幼稚なので好きなことに関われる仕事ができないのだったら環境が良さそうなところがいいな、と思い公務員も志望しました。単純な思考回路ですよね。滅多なことがなければ職場は無くなりません。(夕張の前例があるので100%無くならないとは言い切れませんが)一回採用されてしまえばクビになりくい。働き方改革を推進している以上官公庁は福利厚生しっかりしているはず。こんな感じで公務員を目指すことにしました。


2時系列就活体験記

ここからは時系列でゆるっとまとめていきます。

☆大3夏~

 そろそろいい加減インターン位行っておいた方がいいのかなーと思い始めた時期です。結果的にそれっぽいインターンに参加したのは1社のみです。しかもワンデイだしオンラインだし大したフィードバックもありませんでした。

 少し季節を遡りますが私が大3になった春、最初の緊急事態宣言が出ました。最初は春休み延長わーい!となっていましたがいざオンライン授業が始まりキャンパスに行かなくなるとごみクズニートに成り下がりました。教授側も初めての経験ということで際限の無い大量の課題や本来の講義時間を超過した講義動画などでずっとオンライン授業の何かしらに追われていました。インターンのESどころじゃなくなりました。何より友達と気軽に会えなくなったのが大きかったです。大教室でのヨッ友とはつながりが消えました。インスタで生存確認する位です。わざわざSNSでアクションを起こさなければやりとりができなかったため、もちろん友達と就活の話なんてほとんどできませんでした。周りの就活の状況が全く見えず、焦りもしませんでした。

 ぼーっとしているうちにただ時間が過ぎていきました。

 そんなこんなでボケっと大3の前期が終わり、夏休みに入りました。ここで「私マジで何も就活やってないな」と気づきました。この時点で出遅れているのですが当時の私は「まあいっか」で済ませました。

・出版社はそもそもインターンらしいインターンをしない

・その他の民間はインターンのESを大体6~7月で締め切っている

・公務員のインターンは数が少なめかつ期間が長すぎる、コロナで中止が相次いだ

 こんな状況だったためいくつかの大手就活サイトでの合同説明会をいくつか聞くくらいしかせずに大3の夏が終わりました。やる気が起きな~~~い

☆大3冬(春休み突入)

 今度は乗り遅れたくないなと思いながら課題やら試験やらに追われ、結局何もせず大3の春休みになりました。いよいよやばい。

 ということでまず新卒を募集している出版社をExcelにまとめ始めました。2月に入っていたこともあり以前からチェックしていた大手出版社のESは書き始めていました。ここで出版社のESの重さを痛感し始めました。とにかく量が多い。平気でトータル4000字とか5000字書かせてくるんですよね。志望者が多いからこそ初めにESでふるいにかけてきます。大手のESを練っていたらあっという間に2月が過ぎていきました。

 そんな中就活スイッチを入れようとよく広告で見る選考直結プログラム!みたいなやつに軽い気持ちで申し込みました。そこで来てた会社に興味をもつことはありませんでしたが同じ22卒就活生と交流できたことは良かったです。就活の話をする友達があまりいなかったのでいい機会になったと思います。既に内定を持っている人や早期選考で次が最終という人もいました。ようやく軽く就活スイッチが入り始めました。

 出版社を大体まとめ終わってからは文具メーカーなど他に興味がある会社をリストアップしていきました。リストアップしているうちに万が一上手くいったら働いてみたいなと思う会社があり、説明会に参加し、ESを出し、初めての面接に辿り着きました。今思い返すとダメダメな面接でした。結果は一次面接落ち。面接官の反応はそう悪くなかったので正直2次面接までは行けるだろうと思っていたので少し悔しかったです。一緒に面接を受けた子、1人はめちゃくちゃ自信ないのが伝わってきたし、もう一人は途中で充電器れそうになって充電コード持ってきますとか言って離席してたしこの中なら通してくれそうだと思っちゃったのも良くなかったです。多分私はいらないことまでダラダラ話過ぎてて印象が良くなかったはず。

☆大3就活解禁3月

 友達と電話を繋ぎながら3月1日0時0分を迎えました。狙っていた説明会争奪に負け、とりあえずひたすら仮エントリーから本エントリーに変える作業をしていた記憶があります。このときはもう民間に手いっぱいで公務員試験のことは完全に放置していました。直前対策講義を受けに行っても手元では民間のES書いたり企業研究したりしていました。どっちも中途半端に就活を進めていました。

 選考開始が3月じゃないところも意外と多かったのでしばらくはひたすら説明会・ES・ウェブテなどをこなしていきました。3月下旬に仲のいい友達が第一志望群の内定を獲得したときはまだ素直に祝えていました。友達はその後も就活を続けていましたがこの時に内定が出た会社で今働いています。

☆大4春(4月~5月)

 大手出版には大体落ちました。この辺りで紙の出版から範囲を広げ、ウェブ漫画サイトやアプリの運営会社、印刷、取次も見るようになりました。(そこそこ本選考を受けていたのでもしかしたら3月だったかもしれないです)範囲を広げつつ民間就活を進めていましたが面接で落ち続け萎え始めていました。

 4月から公務員試験が始まりました。春休みはずっと民間就活をしていたため記念受験状態でひたすら受け続け、当然落ちまくりました。専門試験ちゃんと勉強しなかったのが痛いですね。

 この時期まではまだ何とかなるだろうと思っていました。

☆採用解禁?6月

 6からいよいよ精神的に追い込まれ始めました。インスタを見ればカラフルになった髪の毛で遊んでいる友達。NNTもしかして少数派では?と焦りが生まれ始めました。唯一出版で最終選考まで残った会社に最終で落とされ、倍率高くなさそうでかなり自信のあったところに落とされ、あまり興味のわかない会社説明会に参加しまくり、どんどん泥沼にはまっていきました。

 一度メンタルが爆発し、大学でやっていたカウンセリングで大号泣しました。確か生理前とかで普通に情緒不安定なところに+で就活鬱みたいになっていたんだと思います。 

 生きる意味とか分からないしなんでこんな思いしてまで就活して働かなきゃいけないの?早く死にたいな

 ずっとそう思っていました。正直今も同じです。親には申し訳ないけど現時点で結婚願望も出産願望も人生で成し遂げたい野望も無い。生きるためのお金を稼がなきゃいけなくて仕事に就かざるを得ないのなら就職せず野垂れ死んだっていい。ボケた高齢者を見るとこうなる前にサクッと死にたいと思うことも多いです。ピンピンコロリって本当に理想。

 こうなった時点で面接でキャリアプランとか会社に入ってやりたいことなんて語れないですよね。無理です。何がしたいの?とか聞かれたところで「とりあえず社会人になりたいだけなんです。人並みに生きたいだけなんです。高い意識とか理想とかやる気とかないんです」が本音なんです。

 マズローの欲求階層ってあると思うんですけど就活って一番上の「自己実現の欲求」を求められるじゃないですか。就活鬱に陥ると自己実現の欲求どころじゃない。安全の欲求程度なんですよ。就職先を得て「人並みの人生を得たい」になるんですよ。私はそうでした。下の段階で燻ってる、沼ってる状態で一番上の欲求を求められたって無理です。低次の欲求が満たされていないのに段階飛ばすのは厳しい。

 そんな屁理屈を並べて就活に文句を垂れ流す日々を過ごしていました。大学の講義もサークルも無く、3月からバイトを休んでいた私は本当に他人と関わらない生活を送っていました。面接とかグループワークくらいでしか他人としゃべる機会がなかった。この時期になると内定ある人は気を使ってきて就活の話はしてこないしお互い傷つけないよう内定の有無は探り探りになってきます。結果的に私の周りはこの時期に内定持っていた人は少なかったことを冬位に知りました。

 全然知らん人に不平不満不安をぶちまける

 散々泣きわめいて鬱みたいになった私が吹っ切れた方法です。先述の通り私は大学の制度?で学内の相談室に行き、職員のおばちゃんに全部思っていたことをぶちまけました。はじめましての人の前であんなに泣きじゃくったのは赤ちゃんの頃以来だったと思います。訳分からない位泣いておばちゃんになぐさめられました。その後カウンセラーの予約を取り(メンタルめちゃくちゃ過ぎて楽しみにしていた展示イベントの日と被せてしまったことに後から気付いて予約を取り直した話は以前のnote参照)カウンセラーのおばちゃんにまた泣きつきました。バカみたいに泣いた後ってかなりすっきりするんですよ。人に話すことで自分の思考も整理できますし当時の私にはとてもありがたい時間でした。

 大学以外では新卒ハローワークに行きました。この頃久しぶりに連絡を取った友達が新卒ハロワでES添削や面接練習をしていると聞き、大学のキャリアセンターの予約の取れなさに辟易していた私は興味を持ちました。そこで私の担当になった方もカウンセラー(のような?)資格を持っていたためとにかく話を聞いていただきました。ありがたい。

 私に必要なのは話を聞いてくれて否定してこない人でした。あとは公務員予備校の面接練習してくれた人にも大量に話した記憶があります。「近くの人ではない他人」に対しては変な気遣いもプライドも捨てて話すことができました。数人の他人と話しているうちに自分の気持ちの整理ができ、今後の就活の方針を決められました。ここで一度気持ちをリセットできました。

 もちろん話を聞いてもらうだけで根本は何も解決しません。内定が無いままではずっと同じ不安は付きまといます。自分でどうにかするしかないのでとにかく動き続けるのみというのは前から分かっていました。就活をする上での心の持ち方を少しずつ変えていきました。

 ☆7~9月

 吹っ切れた私の選択は「むやみやたらに新しい会社にエントリーせず今ある選考に真剣に挑む」です。興味があまりわかなくても参加していた説明会やopenESだけで応募できる会社のことはもう視界に入れないことにしました。今残っているところだけ頑張ろう。公務員試験のC日程はまだ始まってすらいないし最悪D日程まで頑張ろう。そう決めました。

 脱線したものの最後は当初考えていた「好きなことに関われる仕事ができないのだったら環境が良さそうなところがいいな」に落ち着きました。最初にリストアップした会社がダメだったからこれ以上民間就活を進めても何も変わらないだろう。じゃあもう今残っているところ+これから始まる公務員試験にしよう。そう決意しました。

 決めてからは割とスムーズに進みました。不思議ですね。あんなに苦戦していた面接も開き直ったら通るようになりました。結果的に残っていたところで決めることができました。公務員試験に関しては最終合格=内定じゃないことが超絶スリリングで何度も悩まされたのですがこの話は数年後に書くかもしれないし書かないかもしれないです。採用漏れめちゃくちゃ怖い。

 こうして私の就活は何となく終わりました。おしまい。

3暑い季節になってもNNTで焦っている就活生へ


 なんとかなるよ。

 去年すっごい大嫌いな言葉でした。就活を終え、無事社会人となった今となってはこの言葉を就活生にかけてしまいそうになります。なんとかなってないんだよ!って感じですよね。私もそう思っていました。無責任なことは言えませんが他の方の就活noteにもよくあるように突然選考に通り始めたり突然ご縁がある会社と出会えたりするのは現実あると思います。「なんとかなる」タイミングがいつか分からず悶々としているとは思いますが少しでも「普通の一般的な社会人」になりたいのならもう少し粘ってみたらどうでしょうか。

 仕事辞めたいとか就活で死にたいとかツイートしていると無責任な大人がそれ以外にも道はあるとかほざいてきますよね。口が悪くてごめんなさい。普通に就職する以外である程度安定してなんとかやっていけるレベルの収入を継続的に得られる自信が全く無いので私は普通に就活をしました。

 そりゃフリーランスとか投資とかで上手く稼げるならわざわざ就職して給与収入を得ようと思いませんよ。学生時代から普通に就職する以外で稼げるスキルを身に着けている人ってどのくらいいるんでしょうか。単発日雇いバイトの方が最初の方は稼げるかもしれませんがやっぱり非正規は何かあったときに完全に収入がストップしてしまう可能性があります。安定した収入源って大事だと思うんです。

 追いかけてるビッグな夢があるわけでもない、スキルも無いのに仕事辞めたり就活諦めたりしたらどうなるのか。現実的な他の道を見つけられないのであれば簡単に逃げ出してもさらに苦労するだけじゃないかな、と私は思います。個人的な意見ですが。

 思いつめすぎて倒れてしまったり死にたくなってしまったりするのであれば休憩したっていいと思います。私の友達で大4の2月に就職先が決まった人がいます。かなりホワイトなところで楽しそうに現在働いているのをみると本当に内定早けりゃいいってもんじゃないな、と思います。本人も夏~秋頃はケロッとしていてゆっくりしたペースで就活を続けていました。友達のお姉さんはもっとすごくて3月末にやっと就職先が決まったと言っていました。今も楽しくその職場で働いているそうです。

 もう7月、もう8月、と思うかもしれませんがまだ7月、まだ8月と考えてもいいんじゃないでしょうか。どうしても入りたい業界があってもう何も募集していないのならまた頑張ってもいいと思います。もう一度就活をするためにわざと留年した友達もいます。再チャレンジで上手くいっていました。最初の春つまずいてもまだ先は長いです。次々現れる下の代の就活垢なんて無視していきましょう。

 こんなこと言われても、と思うかもしれませんが今NNTで悩んでいる皆さんが素敵なご縁を見つけられるよう祈っております。

 思いつめすぎず程々にやっていきましょ。思いつめすぎて負のオーラが出ていると面接練習で言われまくったので本当に気分転換して少しでも晴れやかなオーラを身に纏うのが大事だと感じました。

4出版就活を終えて

 立派なタイトルですが戦績はボロボロです。9割書類落ちです。大手はあと何年か新卒枠でエントリーできるので仕事になれてきたらまたチャレンジできたらいいな、とうっすら考えています。

 選考を通して感じたのは自分がただ出版(特に編集者)に憧れているだけのファンであるということです。編集者としてやりたい企画とかありきたりなものしか思いつかないし。明確に編集者としてやりたいことがある人、本気で出版に関わりたい人、それ以上に人間として魅力のある人が通過していくんだろうな、と思います。

 現役編集者の方との面接で好きな作品のプレゼンをする機会がありました。オタクの好きなモノ語りになっていたと思います。逆質問で今お薦めの作品を聞いてみたところ、プレゼンが完璧だったんです。的確に魅力を伝えられ、読みたいと思わせるようなプレゼン能力でした。ああ、これがプロか、と魂を抜かれたような気分でした。私はそっち側にはいけないんだな。ただの本が好きな一般人なので本物の編集者に叶わないことは当たり前なんですけどね。

 私が出版就活で面接を突破できなかった大きな要因が「雑食にみせかけて避けている分野がある」ということです。編集者に求められるのは作品を面白くすること、売り出すことだけではありません。忘れてはいけないのが「作家の発掘・スカウト」です。こじらせめんどくさおたくなので2次創作に好んで触れてきませんでした。そこがダメでした。「好きな絵柄の方を追うことはあります!好きな絵柄の方を探しています!」これが私の状態でした。今考えると嘘でも「何でも拾っています。常に探しています」と言えばよかったんですけどつい素でしゃべっていました。数多くのコンテンツが転がっている現代でハングリーに作家を探していける素質があるかを見られていたのだと思います。私には覚悟と本気さが足りなかったんだろうな。

 あとは流行にのっていなかったことが大きいです。これは元も子もない話なんですけど、自分の黒歴史から旬ジャンルに近づきたくなくて。キッズが群がっているコンテンツを意識的に避けていました。盛り上がりが落ち着いてからゆっくり追おうと思っている作品がたくさんあります。こんなこと出版社、エンタメ業界の面接で喋ったらそりゃ落とされて当然ですよね。運よく「おもしれ―やつ」枠で拾われるかもしれませんがエンタメに携わる人間として土台がなってないと判断されるのもうなずけます。

 結局私は本気で携わりたかったというよりは「子どもの言う将来の夢」と大差なかったんだと思います。出版就活で全滅してそう感じました。ただ、運よく拾ってもらえたら嬉しいなとまだ夢見ているので機会を伺い再チャレンジするつもりです。出版社(編集者)を目指そうと思ったきっかけの一つでもある作品を最近改めて読んで「やっぱり悔しいな」となっています。

 本気で出版業界に就職したい人は悔いの残らないよう色々対策をしてみるのがいいと思います。大手は運要素が大きすぎますが少しでも勝率を上げるためにも自分が何をしたいのか、何がどう好きなのか突き詰めてみてはいかがでしょうか。

5公務員試験を終えて

 7月はまだ公務員試験真っ只中ですよね。春受験の一次試験ラッシュは終わりかけているかと思いますがまだ先が長いですよね。民間一本の人がどんどん就活を終え、遊びにバイトに卒論にと忙しくしているのを横目に長期戦を繰り広げる公務員組。しんどいですよね。選考と選考の間が民間に比べていちいち長くて。最終合格しても内定ではなくて。秋受験なんて最終選考の結果が出るのは年末とかで。

 私は早々に諦めて専門試験を捨ててしまいましたが国家や特別区、政令市や都道府県庁を第一志望にずっと勉強を頑張ってきて選考に挑んでいる人たち全員尊敬しています。(ちなみに私は教養だけのところやSPI枠を片っ端から受けました。県庁や政令市でも民間と同じような試験を導入しているところって意外とあるんですね。)最近は勉強だけでなく面接を重視する傾向もあるため面接対策も入念にしなくてはいけませんよね。勉強ができても面接が上手くいかず最終的に民間に行った知り合いもいます。厳しい世界。

 私が一番お伝えしたいのは体調管理です。これから面接や官庁訪問がある人もいらっしゃいますよね。本当に体調に気を付けて下さい!コロナ対策や勉強で家にこもってばかりの人は少しでもいいので体を動かして体力を取り戻してください。私は去年二次試験に向かう際、久しぶりの満員電車で気分が悪くなり、乗換駅のトイレで盛大に戻しました。時間にかなり余裕を持たせていたのでなんとか試験会場には辿り着きましたがすっごい具合が悪くて。会場に遅刻せず辿り着いた自分をひたすらほめることしかできませんでした。試験内容はあまり覚えていません。運よくその試験は通過しましたが本当に努力が水の泡になりかねません。この他にも軽い熱中症状態で面接うをしたこともあります。体力を戻し、体調を万全にし、熱中症対策をする。大切です!!!!声を大にして言いたいです。当たり前で、できている方もいらっしゃると思いますが本当に大事です!!!!!!!

 心身共に元気に夏を乗り切って最終合格、内定を見なさんが掴みとれますように。

 おわり!

 以上、私の就活体験談でした。余談ですが開き直ってからも面接前はストレスがすごくて毎回お腹を下していました。逆にそっちに気が行っていて面接に対してガチガチにならなかったのかもしれません。

 とにもかくにも就活はしんどかったです。労働市場を流動的にしようという動きがありますが私はもう就活したくないです。心身共にボロボロになった去年を思い出すととてもじゃないけど転職活動しようとは思えません。隙を見て出版業界に入れないかは画策する予定ですが笑

 長くなりましたがこのnoteが1人でも誰かの参考になったら嬉しいです。対して大事なことは書いていませんが「こんな風に考えていた人もいるんだな」くらいにでも思っていただければ。

コメントに質問いただきましたら答えられる範囲でお答えできれば、と考えています。

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