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コロ助にかかったナリ

はじめてぇ~ぇのコロぉ♪

眠れない夜~ぅ
君のせいだよぉぉぉ(T ^ T)
さっきかかったばかりなのに

おかげさまで、今は替え歌作って陽気に歌えるようにまで回復しました。

実は私、年末年始にかけて新型コロナウイルスに感染し、心身共にかなりしんどい思いをしました。
とはいえ幸い私は重症化したわけでもなく、病院に行く必要もなかったのでいわゆる「軽症」の部類に属するのでしょう。

2021年12月、シドニーでは規制が緩和されたりしたことや、クリスマスホリデーなどもあって、感染者がどんどん増えていき、誰もがいつ感染してもおかしくはない状況でした。
そんな状況だったので、私も感染して重症化しない為にある程度の準備はしておりました。

どこの国でも同じだと思いますが、テレビのニュースなど、メインストリームのメディアでは、毎日の感染者数やワクチン摂取状況の報道ばかり。

実際感染したら治療にどういうことをすればいいのか?
自分で何ができるのか?
何が必要か?
そういう情報はほとんど伝えてくれません。

私の住むオーストラリアでは、症状緩和にパナドール(解熱鎮痛剤)を服用せよとのこと。
実際コロナに罹って辛い思いをした私からすると、
本当にそれだけ?
それしかないの?
と言いたくなってしまいます。

このNote記事は、40代の健康な女性である私の、新型コロナウイルス感染体験記となります。
持病がある方や、50歳以上の方になると状況は変わってくるようですが、
50歳以下で健康な人でしたら、これらは参考になるかと思います。


症状は?

初期症状はインフルエンザのような感じでした。
発熱があり体温が39度くらいまで上昇。
他にも酷い頭痛、筋肉痛、倦怠感で、一日の大半をベッドで唸りながら過ごしました。
酷い二日酔いの症状にも似ていて、食欲もなくなり、1週間で体重4kg減少。
さらには月のものが重なり、もうカオス状態(涙)
因みに私の場合は嗅覚、味覚障害はなく、この時点では咳もほとんど出ませんでした。

コロナの脅威

とりあえず1週間を乗り越えれば、楽になれる…
そう思っておりました。
ですが、1週間過ぎたのに辛い…
気持ち悪いし、頭痛いし…

すると、一度は下がった熱が再び上昇、咳が出始めたりと再び症状が。

新型コロナウイルスは発症から約1週間を境に一気に症状が悪化することがあると言われますが、ここがその分岐点だったと思われます。

幸い私はここを無事に乗り越えることが出来ました。

重症度の目安は血中酸素濃度

自宅で療養する場合、血中酸素濃度を計測するパルスオキシメーターがあると良いと思います。

私が購入したものはこちらで値段はAU$70でした。
指に挟んでボタンを押すだけで血中酸素濃度、脈拍数が図れます。

左の97が血中酸素濃度、85が心拍数を表しています

オキシメーターの数値が96%未満になると中等症、重症と分類され
危険な状態とされます。

この数値も病院に行くべきなのか、自宅療養で大丈夫なのかを判断をする
一つの材料となり得ます。
私はこの数値が正常値だったので、自宅で療養しました。

回復するまでの4段階

  1.  ウイルスが増える段階  (1~14日)
    ウイルスが細胞に侵入して、細胞に自分を複製させる。

  2.  ブラジキニン・ストーム (3~30日)
    血管が脆くなり、液体が外に漏れ出す。
    コロナの代表的な症状は、液体が肺に溜まり合併症として肺炎を起こす。

  3.  サイトカイン・ストーム (7~30日)
    サイトカイン成分が、過剰に産生され、それにより免疫系細胞が暴走し、ひどい炎症がおこり正常な細胞まで攻撃する。

  4.  微量血栓 (10~30日)
    ウイルスや免疫細胞の暴走により血管が傷つき、炎症が起き、それを修復するため血栓ができやすくなる。

コロナウイルスに感染すると、上の4ステップを経て回復に至るそうです。

コロナウイルスは感染から10日間が勝負と言われ、1の段階でウィルスの増殖をどれだけ抑えられるかが重要なのですが、それには鼻うがいがとても有効だと言われています。

私は感染に気づいたのが遅くて、鼻うがいは出来ませんでしたが、ここでこの対策をしていればもっと症状を抑えられたのではないかと思っています。

薬について

この記事はTruth for Health Foundation というアメリカの医師達が設立した非営利団体の情報を参考にしております。
Truth for Health Foundationでは、新型コロナウィルスは治療できる病と考えており、コロナの各段階で有効な薬品を広める活動をしています。

残念ながらここオーストラリアでは、そこで紹介されているほとんどの薬に処方箋が必要です。
用途が違うイベルメクチンなどの薬をコロナウイルス治療のために処方した医師は法律によって罰せられてしまいます。

そんな状況のオーストラリアで私が入手できたのは、第2段階で効果があると言われているジフェンヒドラミンが成分として含まれる子供用の風邪薬と、第4段階で効果があるアスピリンのみでした。

ジフェンヒドラミンが成分として含まれていた子供用の風邪薬
アスピリンにもお世話になりました

重症化を防ぐ為にしたこと

自然免疫を高める為、以下のサプリメントを摂取しました。

亜鉛、クェルセチン、ビタミンD、ビタミンC

左から亜鉛、クェルセチン、ビタミンD、ビタミンC

クェルセチンは馴染みがないかもしれませんが、血流を良くしたり、抗炎症作用などコロナ重症化を防ぐ効果があるようです。


あとは水分をしっかりとって汗や尿で解毒を心がけました。

常に部屋の換気をすることも大切です。

後遺症について

回復はしたものの、未だに倦怠感、咳の症状があります。
今でも怠くてお昼頃まで寝て過ごしてしまったり…
療養中、ほぼ横になって過ごしていたので、体力、筋肉も落ちてまだ戻りません。
やたら髪の毛が抜けるのですが、これはストレスからかもしれません。

また生理が1ヶ月に2回も訪れるという不規則ぶり。
コロナは血栓ができやすくなる症状があるので、もしかしたらこの生理は血栓を防ぐ為に体が起こしてくれた反応!?
だとしたら人間の体って良くできてますね。

後遺症、解毒対策

軽症者であっても後遺症が数ヶ月後まで残ることもあると言われていますが、グルタチオン、アセチルシステイン、ナイアシン、ビタミンC、フィッシュオイル、亜鉛、マグネシウム、ビタミンD、クロレラを摂取すると良いと、知り合いの医療従事者の方から教えてもらいました。

私は全部ではありませんが、亜鉛、ビタミンD、ビタミンC、フィッシュオイルは摂取するようにしています。

また食品では、腸内細菌を増やす発酵食品や緑茶、赤ワイン、タンポポ茶、松葉茶が良いとのことです。

最後に

コロナ発症から約1ヶ月となりますが、未だに本調子ではありません。
とはいえ、日に日に回復しているのは実感できます。
感染したことで獲得免疫を手に入れ、気持ちが楽になったのも事実です。
この出来事をポジティブに捉え、今のコロナとの共存時代を生き抜いていきたいと思います。


この記事は一個人のコロナ体験談であることをご理解下さい。
コロナ感染での症状は一人一人違いますし、治療方法も様々あると思います。
ご自身が必要であれば、医師や専門家の相談を受けてください。

この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。

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