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それは
誰かの心の中に
君が灯したあかりの話

想像してみて
足元にひとつひとつ
等間隔に
淡いあかりが灯って
ずっと続いていく景色を

それを
とても君らしいと僕は思う
ただ淡々と
淡々と並ぶその様子

僕もつられて淡々と
たどって歩いていくと
それは確かな道になっていた

そして
その道の先の先
はるか彼方に
小さな光が見えて来る

辿り着くべき場所が
そこにはきっと
あるんだろう
君にも見えてるのかな?

光がここまで細く差し込んで
道標みたいに見えるよ

それは
この風景が
君の道で僕の道で
他の誰かの道であることを
表している

「翼」https://note.com/kookumi/n/n32dcfec34c93は、ある青年と私の出会いの物語だった。その人に会うと、とても透き通った、子どものときみたいな気持ちになるから不思議だと思った。これは、その青年と私にまつわるもう一編の詩。

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