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マネキンナイトフィーバー

最近は八木勇征くんにどハマりなうなので
もう少々FANTASTICSネタにお付き合い願います。

若手のダンスボーカルグループのドラマだなんて「あぶない少年」(光GENJIやSMAPが出てた昔のドラマ)みたいなものなんだろう??
くらいに思ってましたが……。意外にも最終回を迎える頃には号泣している私がいました。

実はこのドラマ、ぶざけてるようでめちゃくちゃ内容深い作品でした。

ファイナルファンタジーのセフィロスのコスプレみたいな水野美紀が出てきた時はたまげましたが(実は私が追っかけしてるバンドのボーカルの様な風貌でもある。カッコイイ…)

ストーリーは深夜の渋谷のPARCOで深夜のみ動く事が出来る人間になりたいマネキン達のお話です。

8体のマネキンが人間らしさを学んで行き、元マネキンのまねきさん(水野美紀)を喜ばせたマネキンが1体のみ、人間にして貰えるというもの。ただし人間を1人マネキンにしなくてはならない。というルール。(このルールがポイント)

誰がマネキンから人間になれるのか。

みなさん、まねきさんに雑な名前を命名されます。

注意(世界さん)
マトメ(大樹くん)
レディー(慧人くん)
テキトー(颯太くん)
ミステリアス(堀夏くん)
無口(澤本さん)
ポッケ(黎弥くん)
ネッチョ(八木くん)

なんの変哲もない雑なネーミングなのに回を追うごとにそれぞれの個性と生き様を知ることができ、グッと来るんです。(説得力のない名前ですが)

そして毎回まねきさんを喜ばせる為の技(芸?)と人間らしさを身に付けて行くのですが、
FANTASTICSが獲得したいファン層がなかよし母娘やそのお父さんがターゲットなのか、独身のオバサン(私)なのかめちゃくちゃ懐かしい歌を唄って踊ります。
その懐かしい曲がアラフィフくらいがドンピシャ感じなので、古き良き昔のジャパニーズ文化が好きな私にはとにかくたまらなく(これは今放映されている、FUN FUN FANTASTICSにも言える)とても楽しませて頂きました。

真夜中の渋谷PARCOのアメージングコーヒーのあるフロアで繰り広げられる物語は、リアルタイムで観ていたファンの方は最高にたまらなかっただろうぁ。(私だったらアホみたいにアメージングコーヒーに通うやつ)

そしてそれぞれの役柄が限りなく本人達に近い設定なのか、とても自然な感じで物語が進んで行くのがとても良かったし、何より時々素を出しつつも水野美紀の振り切った演技がより、メンバー達の表情や個性を引き出してくれて良かった。

これぞ、エンターテインメント!って感じでした。
ハマればハマるほど恐ろしい…FANTASTICS。

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