情報院長

韓国語練習を兼ねて韓国の国防関連のニュースを翻訳します。 中の人は全然軍事に詳しくない…

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韓国語練習を兼ねて韓国の国防関連のニュースを翻訳します。 中の人は全然軍事に詳しくないのでお手柔らかにお願いします。

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  • 韓国国防部報道資料

    大韓民国国防部の報道資料の翻訳です。

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【和訳】韓国の『2022年 国防白書』を読む ~第1章 安保環境①~

今回からは『2022年 国防白書』の第1章(p.8-33)を翻訳していきます。国防白書の概要やダウンロードは概要編をご覧ください。[]内は訳者註です。 第1章 安保環境第1節 世界安保情勢 <日本語訳> 米・中間の戦略的競争の激化、ロシアによるウクライナ侵攻などの安保[以下安全保障]環境の変化によって国際社会の安全保障の不確実性が拡大している。領土紛争、国家間の懸案などの対立要因による、地域別安全保障脅威が継続しており、感染症、気候変動、サイバー、テロなど、超国家的な安全

    • 北韓労働党全員会議の結果に関連する国防部の立場 (2024/1/1)

      国防部は北韓が今日、労働党全員会議[第八回九次総会]を通して、南北関係を敵対的国家、さらには交戦国関係と規定し、来年にも核・ミサイルなど戦略武器の増強と、偵察衛星の追加発射など、国連安保理が禁止している挑発行為を継続すると明らかにしたことに対して、強力に糾弾する。 北韓は核・ミサイル開発による住民たちの苦痛と困難を無視したまま、南北関係の破綻と韓半島情勢の悪化という責任を賊反荷杖式に[盗人猛々しく]、我が方に転嫁している。 今回の北韓の発表は、権力世襲と体制維持のみのため

      • 国防部長官、延坪部隊において「敵の挑発に際して骨の髄まで後悔するよう徹底して膺懲する」(2023/10/23)

        □ 申源湜・国防部長官は10月23日(月)、海兵隊の延坪部隊を訪問し、警戒作戦の現場を視察し、配備態勢を点検しました。 □ まず、防空陣地を視察した申源湜長官は指揮統制室にて配備態勢の現況報国を受けました。 ◦ この場において、申源湜長官は「延坪島は首都圏防衛の核心要衝地であり、敵の顎の下を狙う匕首のような場所」であるとして「敵の挑発に際して骨の髄まで後悔するよう徹底的に膺懲してこそ、二度と挑発することを考えることすら出来なくなる。敵が挑発するならば、即刻、強力に、最後ま

        • 韓国の『2022年 国防白書』を読む ~概要編~

          これから数回に分けて、韓国の国防白書の日本語訳をしていきます。おおよそ1~2週間に1節のペースで翻訳しようかと考えています(願望)。[]内は訳者註です。 『2022年 国防白書』の概要 韓国の国防白書は2年に1回刊行されており、これから扱っていくのは、2023年2月に出版された、『2022年 国防白書』になります。2022年12月末までの情勢と今後の方針が書かれています。 以下のサイトからPDFをダウンロード出来ます。PDFも一応添付しておきます。 目次を見ていきます

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        【和訳】韓国の『2022年 国防白書』を読む ~第1章 安保環境①~

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          韓国・モンゴル 国防長官会談開催(2023/10/20)

          [訳者註] 担当部署:国防政策室 東北[北東]アジア政策課 □ 申源湜・国防部長官は10月20日(金)、グルセディン・サイハンバヤル(Saikhanbayar Gursed)・モンゴル国防大臣と国防部庁舎において会談し、両国間の安保情勢および、国防・防産[防衛産業]協力に関する意見を交換しました。 ㅇ今回の会談は「2023 ソウル安保対話(SDD : Seoul Defense Dialogue)」に出席するため訪韓した、モンゴル国防大臣の要請により、実現したものです。

          韓国・モンゴル 国防長官会談開催(2023/10/20)

          2023 ソウル安保対話を契機とした国防次官会談の結果(2023/10/18)

          [訳者註] 担当部署:国際政策官室 東北[北東]アジア政策課 □ 申範澈・国防部次官は10月18日(水)、「ソウル安保対話(SDD : Seoul Defense Dialogue)」に参加するため訪韓した芹澤清・日本防衛審議官と会い、韓日国防次官会談を開きました。 ・2022年9月以降、1年ぶりに開催されたこの国防次官会談は韓日首脳のシャトル外交復活によって、両国の関係が正常化されて以後、高度化した北韓[北朝鮮]の核・ミサイルの脅威を抑止し、地域の平和と安定を推進するた

          2023 ソウル安保対話を契機とした国防次官会談の結果(2023/10/18)