見出し画像

Oddsparks:An Automation Adventure ゲーム紹介と感想

Oddsparksをランク5の途中まで(20時間弱)遊んだ感想文です。ネタバレ少なめ。

沢山の生き物たちが物を運んだり仕掛けを動かしたり。そうだね、ピクミンだね。でもこちらは工場自動化ゲームです。可愛さは保証します。

おすすめな人
・スパークたちのかわいい動きを眺めていたい人

NGな人
・探検に重点を置く人

!!注意!!
 2024/6現在、2つのバイオームまでのアーリーアクセスです。
 20時間遊べるくらいの容量はありますがまだまだコンテンツは少なく、テコ入れが必要そうなところも多いです。完成されたゲームを遊びたい人は待ちましょう。購入するなら期待を込めた先行投資のつもりで。


ゲームシステム、特徴

 まだOddsparksのゲーム画面を見たことがない方はまずSteamでもYouTubeでも良いのでムービーを見てみましょう。
 切り株が転がったり物を運んだりしているね、かわいいね。
 このかわいい切り株たちが「スパーク」です。

きりかぶスパークたち
最も基本の「きりかぶスパーク」沢山連れ歩けます。かわいい

 色々な種類がいて、装置を動かすのが速い子、物を沢山運べる子、頑丈な子など様々です。
 スパークたちを沢山使って工場のラインを構築し、大量のアイテムを作成するのがこのゲームのメインです。
 道を引いて装置間を繋ぐとスパークたちはその上を歩いて物資を運んでくれます。
 最初はシンプルな道しか作れませんが、クエスト達成で動きを制御するための仕掛けを色々作れるようになって複雑な経路が作れるようになります。
スパークを増やすにも工場が必要なので、工場の規模とスパークの数がどんどん増えていきます。
 工場自動化ゲームに共通ですが、どんどんゲームの負荷が上がってくるのでPCスペックが低い人は気を付けた方が良いかも。
一応設定で描画コストを落として負荷を軽くすることはできるので、PCが心配になってきたらゲーム設定を見直しましょう。

 クエストは主人公の住む村で受注できます。
 村には今のところ7人の住人がいて、それぞれの分野に応じたクエストが発生します。
 研究者のおじいちゃんは新しいスパークに関するクエスト、木こりは木材加工に関するクエストなど。
 達成には大量のアイテムを納品することになるので、スパークを使って自動でアイテムを作れるようにする必要があります。
 クエスト達成すれば新しい技術や装置が解放され、できることが増えていきます。
 今のところ小さな村ですが、今後コンテンツが増えたらもっと大きな町になって人も増えるかも。期待しましょう。

研究者のおじいちゃん
スパーク(ディバイン技術)について研究しているおじいちゃん

 主人公が工場を展開するのは村近くの未開の地。
 辺りには野生動物(というかモンスター)たちも徘徊しています。
 最初に出会うノハラクモウサギだけは安全ですが、他の野生動物たちは危害を加えたり縄張りに入ってくれば攻撃してきます。
 じゃあ避けておけば大丈夫かというと当然そんなことはなく、動物を倒すと出てくる「エーテルの欠片」がスパークの作成に必要だったり、装置を作るために動物の素材が必要になったりで戦う必要が出てきます。
 一応エーテルの欠片だけならそこらじゅうにある入れ物を開けるとわりと入手できるので、あまり戦闘したくない人も安心。

最初のバイオームとノハラクモウサギ
最初のバイオームは野原と森。左にいるのが無害な「ノハラクモウサギ」

 戦闘をするなら数の暴力で倒しましょう。スパークたちはピクミンのように沢山連れて歩けます。
 敵の動きが単調なので戦闘難易度はそこまで高くありませんが、スパークが攻撃を受けるとわりとサクッとやられます。
 そこピクミンに寄せなくても良かったよ?と思うくらいサクサクやられます。あまり不用意に突撃させないように。
 スパークはピクミンと違って増やすのが多少手間なのでもうちょいと頑丈になるか、エーテルの欠片をもっと簡単に増やせる仕組みの追加を期待したいです。

注意点

・ピクミンみたいだけど探検ゲームではなく「自動化ゲーム」

 ピクミンっぽいからと言ってピクミンの楽しみがこのゲームにもあるわけではないです。
 ピクミンというと既プレイの方は未知の惑星で沢山のピクミンたちと冒険!という印象を持っている方が多いかと思います。
 Oddsparksは今のところ「冒険」の要素はそう多くありません。
 最初にエリアに足を踏み入れるときはもちろん全てが未知なので冒険になりますが、同一バイオームのフィールドは共通の資源と共通の動物が点在するエリアの組み合わせなので刺激はそこまでありません。
 今後のアップデート次第ではありますが、冒険よりも工場作成をして楽しむゲームだという点は間違えると後悔してしまうかも。

日本語化

 アップデートでクエストに関わる部分は一通り日本語化されました。
 説明文の他、村人たちもキャラクターに合わせた話し方で、自然な訳になっていると思います。
 2番目のバイオーム解放以降でストーリーのテキストが無くなってしまうのは原文がまだ実装されていないのかも?
 今後新しいコンテンツが解放されたら最初は英語しか表示されないかもしれませんが、現状は少なくともゲームプレイに支障が出ることは無いので言語の心配はしなくて大丈夫です。

感想

・かわいい

 かわいい。その一言に尽きるかと。
 工場自動化ゲームというと有名どころは機械やベルトコンベアを使う無骨だったりスタイリッシュだったりな見た目のゲームが多いですが、Oddsparksはひたすら可愛いです。
 ラインを作って休憩しながらスパークたちがちょこまか動いている様子を眺め、かわいいなぁと思うのがこのゲームの私の楽しみ方です。
 特にきりかぶスパークが装置を動かすためにコロコロしているところが好き。
 あとスパークに指示を出すときは対象に向かってスパークを投げるのですが「ホ~イ」「フィ~」みたいな声を出して飛んでいくのがまたかわいい。
 スパーク以外にも敵である動物たちも可愛い見た目が多いです。今のところペンダコがお気に入り。
 こちらが手を出さなければ近寄っても逃げていくだけの可愛い生き物なので、素材のために倒すのがちょっとかわいそうでした。
 主人公の顔はあまり日本人受けしなさそうな見た目ですが、今後のバリエーション追加に期待です。遊んでる間はほとんど見えませんしね。

ペンダコの見た目紹介
左の赤い子が「ペンダコ」追いかけると逃げていく。かわいい

・BGMはのんびりのどか

 Steamの映像では元気の良い曲が流れていますが、実際のゲーム中のBGMはミドルテンポののどかな曲です。木琴のような優しい音色が中心で、のんびり黙々と作業できて良いです。

・まだまだ開発途中

 アーリーアクセスなので当たり前ですが、まだまだ足りていない要素が目につきます。
 もっと遊びたくてもまだバイオーム2つ分までしかコンテンツが無いですし。20時間以上遊べるくらいは用意してくれてるんですけどね。
 今後も少しずつコンテンツを増やしてくれることを期待してのんびり待とうと思います。
 1つ希望を出すとすれば、エーテルの欠片が自動で増える機構があればなーと思っています。増え方はとてもゆっくりで良いのでスパーク作りも完全自動化したい・・・もう少しだけ未開放の要素があるので実はあったりしないかな。


 内容は以上となります。
 Steamで購入できますので、気になった方は遊んでみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?