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資格いおっさん25 フォークリフト運転技能講習

note稼働以前に受けた試験について、記録します。

フォークリフト運転技能講習
試験日 令和 2 年1月21日~24日  受講地 (株)PCT 東京教習所(旧:㈱NextPCT 東京教習所、 IHI技術教習所東京センター)

①講習時間
 4日間(学科1日、実技3日) 31時間講習を受講

②勉強量
 テキストの読み合わせと効果テスト
 最後に修了考査
 3日間のコース練習

③下知識
 機械工学卒、基礎物理学は全く問題ない、普通自動車免許取得、事業所内で操縦している様子を見ただけ

④講習の印象
 講義は座学も実技も、全体にしっかりしていて良い。
 座学は大事なポイント(同時に効果テストの出題箇所)について読み合わせをするだけの簡単なものだが、丁寧で分かりやすい。
 玉掛けなどでも習った簡単な力学、登坂時の荷の安定のコツ、保護具保護装置、カウンターウェイトといった安全構造の話。
 基本的ではあるがどれもしっかり学習できるように思う。

 実技も、実際の業務ではたまにしかやらない車両の点検を運転する前に毎回行う。
 周囲の確認と安全な乗車・降車についてもしっかり学習する。
 本記事は4年越しに書いているが、当時が鮮明に思い浮かぶほど案外頭にこびりついている。

 運転も、特徴的な後輪駆動の特性と、重機部分のギアチェンジ動作など、大事なところは丁寧に習得できる。
 タイヤを見ながら運転すれば、ほぼほぼラインオーバーをすることもなく、コース内を運転する時も、目印になるポイントやタイミングを覚えれば、最終日にはかなりスムーズに運転可能になる。 

⑤手応え(終了考査)
 真面目に受講していれば実技は満点も可能。
 技能も、時間制限があって、時間内に終われないかもしれないが、それでも丁寧にやりさえすれば概ね落ちることはない。

⑥ 資格の意義など
 フォークリフトは技能講習の中でも人気が高いと思われる。
 工場や倉庫に勤務していれば、作業員は勿論、事務員でも取得しているケースが多い。
 会社としても必須な資格であることから、費用として出やすいため、チャンスがあれば取得したほうが良いだろう。
 当然、会社のお金で。

 近年はガソリン式のフォークリフトだけでなく、蓄電池によるフォークリフトもちらほら普及し始めている。
 大概は工場内限定で、比較的軽い積荷の取扱いに限定されるが、フォークリフトに加えて、低圧の電池を内蔵する自動車の整備の業務に係る特別教育の取得もお勧めしたい。
 外部電源から充電ケーブルを引っ張ってきて終わりというところが多いと思うが、電池自体を交換するケースも考えられる場合もあるかもしれない。
 そうでなくとも、電動式重機の基本知識が身に着くので、併せて取得をお勧めしたい。

⑦ その他

 受講資格は特にないが、他の免許や経験によって、必要受講日数が2日だったり4日だったりと異なる。

 大型特殊免許を持っている人は案外日数(と費用)を減らせるのだが、会社に言って、あえて4日で受けさせてもらうと良い。
 その他の重機もそうなのだが、技能講習でしっかりと基本に忠実な動作や安全行動を身に着ける意義は大きい。

 フォークリフトではないが、おっさんも別の重機の資格で、受講費用をケチって2日に縮めたことがある。
 その時に教官に「一応このコースは運転について問題がないっていう前提なのだからあまり言わないけども」とハッキリ言われてしまったことを覚えている。

 本教習所とは別の会社で別の場所ではあるものの、大概同じスタンスになると思われる。そうでなければ決められた時間内に課題をこなすことができなくなるだろうから。

 いずれにしても、車の運転は運転として別物と捉え、重機のトレーニングは長めに時間を取った方が得るものは大きいように思う。

 日程を含めて、詳しくは以下を参照すると良いだろう。


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