1ドル140円は円高なのか円安なのか
為替相場が激しく変動して、一部の人が大騒ぎするの、いつもちゃんちゃらおかしいなと思って楽しんでいる。
企業によっては1円違うだけで億単位の収益に差が出るようだが、正直、庶民には関係ない。もちろん、大企業の業績が回りまわってということがあるのはぼんやりとは承知している。
それでもギャーギャー騒ぎ立てて、面白いなと思う。
円安 140円 でググるといろいろ出てくる。
直近の記事はもちろん、140円で円高だーという記事。
今年の8月20日の記事では、140円台が適正だーという記事。
2年前の7月20日の記事では、140円は円安でそれ以上もっと円は安くなる、通過点か―という記事。
140円は直近では円高で、2年前ではとんでもない円安で、いったい、どっち?円高なの?円安なの?
ちなみに私の学生時代、トラベラーズチェックを初めて買ったの1ドル140円台だった。円高になってウハウハだった。
さらにその後買ったときは1ドル114円で、ますますウハウハだった。
笑っていいともで、タモリが、1ドル100円で計算するとわかりやすいんですよ、と言っていたこともあった。
すべて20世紀の話だが。
バブルのころは、円高、原油安、低金利でトリプルメリットって株式市場は連日言っていたこともあったなあ。
バブル弾けた後も、デパートをはじめ、円高還元セールなんてのもやっていた。円高になっても半年くらいしないと享受できないって話だったとは思うけど。それは今もかな。
トリプルメリットでググったら、なんと10年前の記事では、円高が円安になってメリットになっていた。もうなんでもいいんじゃん?
為替相場にしろ、株式市場にしろ、とにかくギャーギャーギャーギャー、ガキが騒いでるのと大差ないなって思う。
8月の頭に世界的に株価が下がったときもギャーギャーやっていたようだが、私はオリンピックの結果すら興味がなくなっていたくらい外界に疎い状態での出張で、その惨状を帰ってきてから知った。
おお、いい感じで下がっているなと、今年分の残りのNISA枠全部突っ込んで、おかげで今プラスだよ。
明日からまた日本株下がるらしいよ。
すでに日経先物でギャーギャーやっていたから、楽しみだね。
例えばこんなやつね。
以下のグラフはS&P500ですが、どこがリーマンショックだかわかりますかぁ?どこがコロナショックだかわかりますかぁ?
あえて西暦は画像からカットしています。
元のグラフは以下からとってます。
まあ、またそのうち激しく下がるのは明らかですねぇ。そしてまたそのうち復活するのも。
もしも復活することが本当にないとしたら、それこそ世も末だね。
でも、お金が一切役に立たない世の中になったとき、それでも生きながらえる術や伝は持てるような生活を普段から心掛ける必要はあるなとは思っている。
当面使わない余った(最悪失っても仕方ない)お金はすべて投資に回すけどね。
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