2歳児の「ありがとう」

昨日(2021.7.7)、発熱して保育園からお迎え要請を受けた娘。

保育園というところは、熱があると預かってくれないものだ(場所によりますが37.5℃を超えると呼ばれるらしい)。

幼児はとにかく熱を出す。

今年の4月に、熱性けいれんで救急搬送された娘。
その1ヶ月後も、再度搬送。この時は「発熱による震え」とのことですぐに帰宅できたが、医師いわく、
「けいれんと震えは医者でも見分けが難しい。迷ったらすぐ救急車を呼んでください。」
とのこと。
優しい先生で良かった。

ちょうどこのときの先生が、4月に搬送されて入院した際の担当医だった。何となくではあったが娘のことも覚えていてくれて、話がスムーズだった。

ちなみに、けいれんと震えの見分け方は、
「目の焦点が合っているか」
で判断するそう。
たしかに、4月の時は白眼をむいてガタガタしていたが、5月は焦点が合っていた。

それから、6月は毎週のように呼び出しがあり、そのたびにPCR検査をする娘。

綿棒を鼻から突っ込まれ、「おえおえ」泣きながら耐える娘。

4月からの3ヶ月で5,6回はPCR検査を受けている。

保育園ではいろいろな感染症が流行るため、PCR以外も溶連菌やRSなども検査する。

共働き世帯が増え、保育園は社会インフラとして世の中(の子育て世代)を支えている。

それは十分理解しているが、
「兄妹が発熱すると、他の兄妹は元気でも登園不可」
と言われる。

厳密には、
「PCRが陰性なら兄妹は登園可」
である。
(当人は解熱後24時間は登園不可)

その都度、両親のどちらか(主に妻だが)が休まなくてはならず大変だ。

我が家は上の子(6歳男児)が自閉症を持っているため、一日一緒にいるのは非常に疲れる。

ホントはダメだが、娘が発熱しPCR検査を受けていなくても登園させることがある。
ホントはダメだが。

今日(2021.7.8)も息子をしれっと預ける予定だ。
娘は先週も発熱しPCRとRSはともに陰性。夜中から平熱なので「良し」と判断。
(検査の『陰性』が100%正しいとは思っていないが、ルール上それでOKなので従っている)

もちろん、夕方受診はするが、息子を預けるか否かは、我が家にとって死活問題なのだ。

娘は朝から元気で、食パンとバナナを食べニコニコしていた。

膝の上に乗せ、バナナの皮を剥いて半分あげると、
「ありがとう」
と、たどたどしい日本語で応えてくれる。

それだけで「今日も一日頑張ろう」と思えるのだから不思議だ。

通勤時、息子の保育園前で先生に遭遇。
「○○くんパパおはよう、いってらっしゃい」
「いってきまーす」

(昨日妹が熱出してますが○○は預けます)
と心に留めながら通勤する父。

保育園には感謝しかない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?