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どっちのほうがいい?

 この前、友人たちと飲んでいる際に好きなタイプの話になり私はその一つとして「人狼が下手な人」と挙げた。聞いた2人は鼻で笑っていた。私自身も人狼は決して得意ではないのが災いしてか、どうか好きな人は人狼が得意であってほしくないと考えていることに最近気が付いた。浮気や喧嘩になった際に、人狼で培われたテクニックでこちらの疑いをスペインの闘牛士よろしく、ひらひらと躱されたらたまったものではない。

 しかし、ここで一つ疑問が湧いた。人狼が得意と苦手ってどっちの方が印象がいいんだ?もし、私が他人に「人狼得意そうだよね」と言われたら、少し複雑な気持ちになってしまうかもしれない(すでに私が苦手な自覚があるせいかもだけど)。どうしても「人狼得意そう」には少しネガティブな印象を受けてしまう。嘘が上手いとか、人をだますのが上手だとか、ポーカーフェイスだとか。ただ、逆に頭の回転が速いとか、一貫性を持った発言ができるとかポジティブな面もあるだろう。でも、それらを伝えたいときにはわざわざ人狼を介さず、直接そう伝えるだろう。てか、そもそも人狼ってゲーム野蛮過ぎない?

 しかし、「人狼苦手そう」はどうだろう?
素直、嘘が付けない、かわいい、愛おしい、守ってあげたい、この子には俺しかいない。


どちらの印象がいいかなど一目瞭然であろう。

以上、人狼弱者男性の希望的観測とぼやきであった。


そもそも、私はタイムボム派だ。







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