noteの事業を加速させるために年間12万のテック補助をつくりました
本日、note社の福利厚生の新パッケージを発表しました
このパッケージの中でテックチャレンジ補助というテック領域の自己研鑽を支援する新しい枠組みを用意しました
今回はなぜこの制度を始めたのか説明し、どう使っていただくとよさそうかイメージを膨らませてほしいと思っています
企画した背景
noteは開始以来、内製でソフトウェアを開発・運用しています。これは、知見を社内に蓄積して細部の体験にこだわったプロダクトを提供し、かつ、社員の自律性をベースに変化にも素早く対応できる体制を組みたいためです
このような体制のもとでは、社員一人一人が、noteが依拠するソフトウェアやインターネット、データ分析、AIといった現代の標準的な技術について理解し、見識を深める事が重要です。素早い意思決定・課題解決の推進、業務効率化にダイレクトに関わってきます
何より、外部変化が非常に速い業界にいるので、何も学ばないのは停滞ではなく後退を意味します
本補助制度は、このようなテックに関するトレーニング、ラーニング、実験的なサービス利用などを幅広く支援する制度です。全職種が対象となります。エンジニアの場合も、業務に直接関係のある技術ドメインでなくても構いません
ご自身の興味関心をベースにしてOKですし、結果的にうまくいかなかったと感じる結果になっても構いません
幅広く色々な技術・知識に触れておくことが、後々のクリエイティビティの発揮に繋がると考えています
(なお、もちろん、業務に近しい領域で利用しても構わないのですが、業務上直接必要な場合は普通に経費精算してくださいね)
この制度は全職種を対象にしています。ソフトウェア技術に普段馴染みのない人のトライアルを歓迎しています。敷居が低い制度とは思っていませんが、チャレンジの後押しをしたいと考えています。
どのような利用シーンがありそうか、具体例を挙げてみます。もちろん、これ以外にもクリエイティブな利用用途がたくさんあると想定されるので自分なら何を学んでみたいかイメージを膨らませてみてください
コンピューターサイエンスの教科書で基礎を学ぶ
GCP/Azure/AWS/OracleCloudといったIaaSをTerraformのようなIaCツールを使いつつ触り簡単なシステムを組んでみる
LeetCode のようなプログラミングを中心としたトレーニングサービスで素振りをする
RubyKaigiのような有料のカンファレンスへの参加
インターネットの仕組みを平易に解説した本でwebを学ぶ
なお、noteはソフトウェア技術に依拠した企業であると同時にコンテンツ企業でもあります。種々のコンテンツに日々触れる事を推奨するコンテンツ補助という制度も用意しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
開発環境ととのう補助
One more thing...ではないですが、もうひとつ補助を新設しました。開発環境ととのう補助です。入社時のPC周辺機器購入費用として、5万円まで支給する制度です(対象はエンジニアの正社員、契約社員)。
エンジニアにとってキーボードや、ディスプレイ、椅子や机などの家具は重要な仕事道具。継続的に投資をして自身にフィットする環境を作っていくことが生産性に関わるのは言うまでもありません。入社後に快適にスタートを切っていただくために、補助を実施することにしました!
※ 本補助とは別で支給している周辺機器
開発職の方の入社時にはMacBook Proを貸与しています。14インチまたは16インチ、キーボードも日本語とUSで選択できます。希望者には、ディスプレイも貸与しています
最後に
noteではさまざまな領域でエンジニアを積極的に採用しています。ご興味がありましたら、こちらからお気軽にご応募ください!
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