「空白期間」の過ごし方

私は今、2月末の退職に向けて有休を消化しているところであり、半分「無職」の状態です。最速で3月1日から新しい職場に出社の予定でしたが、今のペースで考えると3月以降は正真正銘の「無職」になる見込みです。しかし、私自身に焦りの気持ちはあまりありません。

理由としては「空白期間を作る前提、かつ転職を前提とした退職」という形で退職願を書いたと言うのが適切だと思います。私は元々、2つ以上のことを同時並行で進めるのがとても苦手な性格であり、仕事をしながらの転職活動となると余計に「焦り」を生むのではないかと考えたのです。普段であれば、仕事をしながら転職活動をして次が決まれば退職するのですが、「仕事しながら転職活動をしても集中できないし、最初から空白期間を作る前提で仕事を辞めよう」と考えたのです。

「空白期間ができたらお金困るでしょ?」と多くの方はお考えになるかと思います。私も金銭面の不安は多少ございますが、ある程度の蓄えができたことで此度の退職に踏み切りました。今のところ、空白期間がどれだけできるかというのは正直見当がつかない状況ですが、半年とかそこまで長期化はさせないという考えではあるので、数ヶ月無給になるけれど貯金を切り崩しながら生活するという決断をしたわけです。

とは言え、仕事がない状況というのは想像を絶するくらいに暇でやることがありません。なんなら、一日中家にいると会社にいるときより時間の経過が長く感じます。転職先ではIT系のスキルを得たいと考えているので、ITパスポートの資格取得に向けた勉強はしていますが、それでも時の経過は長く感じます。また、生活リズムを壊さないために平日はできるだけ会社に行っていたときと近い時間に起きるようにしています。会社では眠気を感じても持ちこたえようとするのですが、家にいると眠気に屈して寝てしまいます。先日も勉強したあと、夕方に座椅子で腕を組んで30分ほど眠り込んでしまいました。

不安要素も多いこの空白期間ではありますが、引き続き転職活動と勉強に勤しみ、息抜きできるところでは思いっきり羽を伸ばしたいと考えています。このような生き方というのは本来正解ではないかもしれませんが、後々この期間が自分にとって有益で有意義な期間だったと感じることができるよう、悔いなく一日一日を過ごしていきたいです。

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