石原さとみさんはすき家の夢を見るか？

※この記事はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。

　初めまして翻です。一つ目の記事は何を書こうかと悩んでいたら、絶対に一つ目に書くものではないものが出来上がりました。しかし、個人的にはお気に入りのものが書けました。
　面白い記事を書けた自信が少しあります。そのため、最後まで無料で読めますが、購入していただくと、おまけ閲覧とコメントが出来る仕様になっています。強気に「途中までは無料にしてやったから、後は金払って読め！面白えから！あとコメントもしろよ！」と言えない弱気な自分が情けないです。恐らくきっと面白いかもしれないだろうと思うので、会ったことも見たこともない僕のことを信じて、是非最後まで読んで下さい！

1記事を書くきっかけ
　石原さとみさんとすき家に関する記事を書くきっかけは、石原さとみさんは、「牛丼以外若しくは牛メインではない牛丼しか食べていないのでは？」という疑問からです。CMのイメージが、カレーとうな牛だったので、そう考えていました。なので、僕はまず「牛丼を食べたくてしょうがない石原さとみさん」というタイトルで記事を書こうとしていました。内容としては、すき家の新商品「うな牛カレー」のCM撮影中にプレーンタイプの牛丼を食べた過ぎて暴れてしまうという内容です。しかし、その記事を書こうと色々情報を集めていると、驚くべき事実が判明してしまいました。何と石原さとみさんは、CMの中で結構プレーンタイプの牛丼を食べているのです。スパイシートマチ牛丼、明太マヨチーズ牛丼などは少し変わり種ですが、うな牛程ではないですし、レギュラーメニューのおろしぽん酢牛丼も食べています。
　ここで、僕は記事を書くことを挫折してしまいました。見切り発車で記事を書こうとしていた自分を戒め、次はもっと調べて、しっかりとした記事を書こうと次のネタを探そうとしていました。しかし、僕は、その時二つのことに気づき、すき家に対して石原さとみさんが深い愛を持っていることが分かったんです。

2石原さとみさんはすき家で何を食べるのか？
　一つ目は石原さとみさんはすき家に行ったら、食べたいものを選ぶことが、難しいということです。読者の方は、｢好きな物食べるんじゃない？」とお思いかもしれません。しかし、よく考えてみて下さい。石原さとみさんといえば、夏はうな牛、冬は牛すき鍋のイメージがありませんか？また、それ以外の季節にもすき家から新商品のCMは沢山流れており、そのCMの多くに石原さとみさんが出演しています。つまり何を言いたいかというと、石原さとみさんが、すき家に行った時、殆どの場合、自分の出演しているCMに出てくる商品が発売されているんです。これがどういった事態をひき起こすかを説明します。
　石原さとみさんが、うな牛のCM出演中に、お店でとろ～り3種のチーズ牛丼を食べたかったとします。この時石原さとみさんの脳内では、「とろ～り3種のチーズ牛丼を食べたいけど、私が出ているCMの商品もある。もし今、うな牛を頼まなかったら店員さんに、あれ？この人石原さとみさんじゃないか？確か今CMにも出てたよな。うな牛は食べないんだ。宣伝はするけど、食べないんだ？と思われてしまうかも。どうしよう！」という考えがよぎってしまいます。勿論すき家の店員さんは心優しい人ばかりで、そんな邪推は実際には、していないと思いますが、自分が出演している手前、心置きなくその商品以外を注文するのは中々難しく、躊躇ってしまうこともあると思います。このような逡巡が一年を通して何回もあり、躊躇わずに注文できるのは自分がCMに出ていない時だけです。これは何とも心が痛む事態です。CMに出る程すき家が大好きな石原さとみさんが、すき家を十分楽しめていないかもしれないなんて！
　読者の方々の中には、「デリバリーで配達して貰ったり、マネージャーさんやスタッフさんに買ってきて貰えば良いじゃん。」と思っている方もいらっしゃると思います。しかし、そのような考え方の人達は、石原さとみさんがSUKIYA RADIO(店内放送のみ)が大好きで聴きながら食事をしたいこと、SUKIYA RADIOのはがき職人で自分の投稿が読まれるかを楽しみにしているといったことを考慮していません。CMであんなに美味しそうに幸せそうに食べている石原さとみさんは、すき家をまるごと愛しているに決まっています。SUKIYA RADIOのヘビーリスナーかつハガキ職人ではない理由を探す方が難しいくらいです。ここまで読んだだけでも、石原さとみさんの滅私奉公の精神には頭が上がらないと思います。しかし、これだけでは石原さとみさんのすき家に対する愛を完全に理解したとはいえません。完全に理解するために必要なことが、1で述べた二つ目に気づいたことすなわち「石原さとみさんは色んなCMに出られるのではないか？」です。

3石原さとみさんは色んなCMに出られるのではないか？
　知らない方の為に説明すると、CMの競合とは、自分が出演しているCMと同じ分野の企業のCMに出演することが制限されるルールのことを指します。例えば女優のAさんが、化粧品会社XのCMに出演していた場合には、化粧品会社YのCMには出演できないということです。企業による差異はあるかもしれませんが、基本的に競合他社のCMに出演することはありません。
　石原さとみさんは、すき家のCMに出ているため他の牛丼チェーン店のCMに出ることは出来ません。そして、話はここで終わりません。ここからは、石原さとみさんが出演したCMで食べた商品(Aを除く)から説明します。

A牛丼
他の牛丼チェーン店、そして牛肉を使った料理関連の企業CMにも出演することは難しいと言えます。

Bうな牛
鰻を使った料理関連の企業CMには出演が難しいと言えます。

C明太マヨチーズ牛丼
明太子、明太マヨ関連の企業CMに出演は難しいといえます。　明太子と明太マヨを別に考えるべきではないかという議論はあると思いますが、明太子と明太マヨは切っても切り離せない関係だと思うので、明太子、明太マヨ両方とさせて頂きました。

D豚丼
牛肉だけならまだしも、豚肉も。一体石原さとみさんは、どこまですき家を愛しているのでしょうか。愛がコラ半島の穴ぐらい深いです。

Eほろほろチキンカレー
肉が全滅しました。後、残っている肉といったら鹿肉や羊肉くらいです。そして、日本の国民食であるカレーです。お店のカレー、レトルカレーなどカレー全般ですよ。もう石原さとみさんは、心中するくらいの気持ちですき家を愛してしまっています。令和の山﨑富榮と太宰治ここにありです。

Fヤンニョムチーズ牛丼
ヤンニョム関連の企業CMにも出演することが難しいと言えます。ヤンニョムだけならと思うかもしれませんが、ヤンニョムはチゲやキムチといった韓国を代表する料理にも使われていることが多い調味料です。ですので、韓国料理の店や企業が、ヤンニョムを使っていない商品だけを取り扱っているという状況はかなり稀なんです。そのため、石原さとみさんは、ヤンニョムだけでなく、韓国料理に関する店や企業にもCM出演が難しいといえます。若い方にも大人気で、これからどんどん市場価値が上がっていくであろう韓国料理のCMに出れなくなるかもしれない石原さとみさん。韓国の方もその一途な愛に感動して、대단하다(意味:すごい）と叫んでいることでしょう。

4私達は何が出来るのか？
　ここまで読んでくださった方は、石原さとみさんが、大好きなすき家ライフを制限してまで、CMに出演していることが分かっていただけたと思います。そして、石原さとみさんが沢山の企業のCM出演を蹴って、すき家のCMに出演していることから、どれだけすき家を愛しているのかも伝わったと思います。そこまでして私達に、すき家の魅力を伝えようとしている石原さとみさんに対して何かしたくなってはきませんか？
　それでは、すき家への愛に溢れた石原さとみさんに感動した私達は、どうすれば良いのでしょうか？答えは簡単です。すき家に行くのです。今これを読んでいる方すき家に行くのです。お腹がパンパンでも、今日牛丼の気分じゃなくても、今日もうすき家に行った方も改めて行くのです。そして、全てのメニューを迷い無く選べることを感謝しながら、これからも通うことを誓いましょう。それが、石原さとみさんに対する恩返しになるはずです。僕は石原さとみさんの為にSUKIYA RADIOを店内だけではなく、家でも聴けるように声を上げ続けていこうと思います。　　　　(了)

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