うそつき。

おれは嘘をつく。

嘘つくこと自体は良くないことだと認識してるのに、なぜか嘘をついてしまう。

なんでかな

もともと嘘をつくようになったのは、
嫌なことから逃げる意味があった。

ドラえもんの道具で「忘れろ草」ってあるんだよ。
その人の一時的な記憶を忘れさせることができる。

それを自分に使ったつもりで騙していたんだ。

いやなことから逃げるように。

そんな逃げ腰がついてしまったおかげで、
嘘を伴うようになった。

自分が本当に嫌なことは逃げればいいと思ってる。

でも、逃げないでやらないといけないこともある。
それが、自分に対して誠意があるかな。
自分に嘘をついて生きていないかな。

おれは嘘つきまくった。
罪悪感も薄れてる。

嘘は時として必要だけど、嘘つかない方が行きやすい。

おれだって嘘はつきたくないよ。
でも嘘をつかないと生きていけなかった。

今まで嘘で乗り切って来たところがあった。

それは、自分自信に対して否定されたり、怒られたりするのが怖かったからだ。

単純な理由でしょ?

怒られるのが怖かったのは、
小学生の時に大好きだった先生に怒鳴られたことがあるから。

それがわりとトラウマになってる。

どうしていいかわからんし、
ごめんなさいって謝らないといけない。

それから嘘をつくことを覚えて、
その場しのぎをすることが多くなった。


でもね、そんなことしてても意味ないなって思う。
はるさんが言ってた。
嘘つくことは他人に対して不誠実だと。

もうハッとしたね。

嘘も方便ってことわざがあるのに否定してきた。

でも、言われて見れば、
嘘ついて生きるってことは、自分自身に生きずらさの枷を自分で付けてる様なもの。

嘘つくのは、

言う側は、心がしんどい。
違うことを言わないといけないし、辻褄を合わせるのに神経を使わないといけない。
それで、事実と違うことを捏造するからしんどいわけで。

言われる側は、それを信用するしかないから、それが違ったときにちゃうやんけ、ってなるし、嘘つかれてショックだろうしね。
しかもその内容によってはもっと悪い真実を知らないといけなくなる。

どっちもWin-Winではないね。
不利益の塊だ。

こうして書いて見ると、嘘つくことがどんなにしんどくて時間の無駄かが分かるなぁ。

今更になって思う。

ただ、それでもみんな嘘はつくんよね。

都合のいいことを選択したいから。
自分に取って不利益なことはこうむりたくない。
それは誰しも思うこと。

めんどくさいことからは逃げたがる。

おれもそうだよ。

おれはこれ読んでる人に絶対に嘘つくなって言えない。
そして、おれも読んでる人もきっとこれからもどこかで嘘をつく。

でもさ、せめて自分の親しい人達に対してだけは嘘つきたくないよね。

親や友達、自分の会社持ってるなら部下とかさ。
そうやって嘘つかないように環境変えることも大事だよなぁ。

がんばろうっと。
自分は自分なのだから。



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