前世を思い出すことの意味

人は数限りなく、輪廻転生している。

今では信じる人が多いだろう。

かつて

お釈迦様は

弟子たちの前生を何代も遡り、

詳細に語ることができたと言う。

また来生もこうなる、と伝えた。

現代は

前生療法なるものも存在し、

わかるものに、

癒やし、救いを求めて

自分の前生をみてもらう人もいるし、

また自然と宇宙から

降りてくる

ビジョンが見えるという話も聞く

わたしは自分の前生はわからない

が、ときどき

長い2m以上ある清掃道具、

ダスターを立てて持ちながら、

立っている、と

前もこんな武器を持って、

勇ましく戦っていたような

気持ちに襲われたことが何度かあった。

また、中学生の頃はなんとなく

弓道に憧れたが、

わたしの通う中学には弓道部はなかった

しかたなく卓球部に入ったが

目が悪いせいか

いつも振り遅れることに気づき

続かなかった

バレーボールは顔で受けるし

得意なのは水泳だった

今でも弓を射る前の目いっぱい

腕を引き標的を見る目に出会うと

一瞬で、ココロが惹きつけられてしまう

高校生になると、

剣道部に憧れたが

お金がかかりそうで

美術部に入った

だけど、石膏像の模写は苦手だった

自分の描きたいものを

自由に描きたかったから

ある時、美術の授業で

男とおんな、というテーマが

与えられた

自由に描いていいと聞いて、

私はワクワク胸が踊るのを感じた

キャンバスに向かって、何日か

描きあげた油絵は

イメージのまま描いた抽象画

最近、陰陽の有名なマークになっている

ことに気づいて

愕然となった

わたしは10代の頃から、片割れの存在に

気づいていた……んだ

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