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15、信じるな、疑うな、確かめろ!

こんにちは!
私が先輩経営者から学んだことを、少しずつ書き留めていくシリーズ、第15弾です。

経営や起業に興味のある方向けに書いていますが、会社員としても成果を上げたい方に役立つ考え方になれば幸いです。

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最近、これから起業したいという私の一回り年下の後輩が、
「過去に人を信じすぎて痛い目にあったから、今は人を疑って見るようにしている」と言っていた。

痛い目にあったという過去があるのは、私にも経験があるし、同情する。しかし、だからと言って今後の人生もずっと人を疑いながら生きていくとしたら、「それは幸せなのか?」と疑問に思い、伝えたことがある。

それは、私が経営のメンターに教わったこと。
「人は自分の鏡」であり、自分が相手に対してやっていることは、必ず自分に返ってくるということだ。

自分が人を疑うなら、当然相手も自分を最初から疑ってくる。
良かれと思って相手に何かを提案したり、善意を尽くそうと思っていても、相手からは「だまそうとしてる?」「何か裏があるのでは?」と疑われるということだ。
そこから生まれるのは、互いの腹の探り合いであり、そこから良い人間関係が築けることはない。
そんなことを繰り返していて、心穏やかな日々が送れると私は思わないし、幸せも感じづらいのではないだろうか。

しかし、だからと言っていきなり「信じて!」と言われても、難しいと感じるだろう。
同じように私も人を信じるのが難しいと感じた時に、先輩経営者からこう言ってもらってすごく救われたことを覚えている。

「人を信じなくていい。でも、だからと言って疑わなくて良いんじゃない?まずは自分から歩みよって確かめようよ」

これはすごくしっくり来たし、人間不信に陥りかけていた自分が踏みとどまるきっかけになった。

まず、疑わないことから始める。
そして、確かめるために、頭の中で自分とばかり会話するのではなく、行動する。

人を信じて常に与えている側の人でありたい。

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