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海外の方に聞く、日本の魅力

こんにちは、藤井このみです。
最近、改めて感じるのですが、日本は本当に魅力的な国ですよね。
もともとは海外への憧れが強く、「日本なんて」と言いがちだった自分だからこそ、改めて感じる日本の良さがあります。

私は、今日本の魅力を発信する和カフの立ち上げに携わっていますが、そこにいらっしゃる世界各国のお客様から聞く、日本への想いに感動します。

「ずっと日本に来るのが夢だったの」
「ハネムーンは絶対日本と決めていて、ようやく来れた!」
「日本に来ることで、長年の夢がようやく叶った。あと何回でも来たい!」

そこまで想いを持って来てくれたの?とこちらもびっくりしてしまうくらい、日本へ旅行で行くことを夢見ながらここ数年コロナなどで来れなかった期間もウズウズしていたと聞いて、「愛されてる国なんだなぁ」としみじみ実感します。

実際に日本に来てみて何が良かったのかと聞いてみると、
「日本食がとにかく全部おいしい!」
「文化、景色が最高!漫画やアニメで見ていたものが実際日本で体感できてうれしい!」
「出会った日本人が全員とても優しくていい人ばかり」
と、だいたい「日本食・文化・人」に対して感動している方が多い印象です。

嬉しい!と思うのと同時に、
日本文化の由来や詳細な背景を聞かれて、うっと答えに詰まることも多々あるので、日々勉強の毎日です。
日本文化はとても奥深いので、日常で触れている日本らしいものがなぜ今あるのか?それにどんな意味があるのか?改めて知識を深めようと努力しています。

これは私のタンザニア滞在記でも書いたことですが、
もともと私も海外の方に聞かれて日本文化や伝統、また政治についての考え方など、答えられなくて悔しかったところから勉強してきました。
すると、勉強して改めて知り、日本ってやっぱりすごい!と感動することも多いのです。

例えばですが、日本の糀(こうじ)について。
日本の和食はユネスコ無形文化遺産に認定され世界中から注目されていますが、その和食を支えているのが、糀による発酵文化です。
古くから、味噌や醤油、酢、みりん、日本酒などをつくる源として使われていますが、その背景は、高温多湿な日本では食料にカビが生えやすく保存が難しかったからだとか。食料を長く保存するために米に生育することを好むカビの一種である糀菌をうまく利用して、数多くの発酵食品を生み出してきました。
つまり、日本人は、昔から工夫して食料を大切にしてきたのです。その日本人の「もったいない」という特有な考え方にもつながる心が、今の和食を支えていると思うと、日本人の心は世界に注目されるべきものだといえますよね。

当たり前に今ある日本の常識も、先人たちが心を込めて作り上げてきたものだと思うと、感謝と同時に誇りに思います。
そして、そんな背景まで含めて海外の方にお伝えすると、とても喜んでもらえますし、より日本をリスペクトして大好きになってくれると感じています。

日本人として、私たちも日本の魅力をより知り、誇れる生き方をしていけるといいですね。


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