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アメリカの小学校のランチタイム

こんにちは!
今回は、「私の生い立ち」を振り返るシリーズで、私の火がついてしまったアメリカでの小学校編。
今日は、アメリカの小学校でのランチタイムを振り返って書いてみたいと思います。
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アメリカで私が通っていた小学校は、私立のカトリック系小学校。
公立の小学校に通うには、「治安が悪すぎるのでは」と両親が危惧したからだ。
田舎の小学校だったけれど、子供ながらに、立派なお仕事をしているご両親が多いんだろうな、と感じるような同級生に囲まれていた。

そんな小学校でのランチタイムと言えば、日本なら教室で給食を食べるの常識だったが、アメリカでは、もちろん違う。
ランチボックス(日本でいうお弁当)を持ってきていないのであれば、ランチチケットを事前に購入しておいて、ランチの時間になったら、ゾロゾロとカフェテリアに移動する。
そこで、ランチボックス持参であれば、自分のランチを広げ、チケットを購入しているのであれば、列に並んでプレートに本日のメニューを一通り盛り付けてもらう。

まず、カフェテリアのランチは、日本の給食とはずいぶん違った。
私は、日本の小学校の給食を2年間しか食べていないが、人気メニューはエビフライやハンバーグだったように記憶している。

一方、アメリカで私が通った小学校の人気メニューは、
ピザ、ホットドッグ、タコスのトップ3だった。
ピザは、日本みたいに具材がたくさん乗っているピザは人気がなく、シンプルなチーズのみのピザが大人気。
そして、ホットドッグもたまにロングウインナーのホットドッグがサーブされる日があり、その日はカフェテリアで歓声がたくさんあがっていた。

何より驚きだったのは、家からランチを持参する場合のアメリカでの常識は、日本とは全く違う。
特に、お弁当箱を使う、というのはあり得なかった。
アメリカでは、ジップロックにいろんな食材を入れて持ってくるのが普通。
生のベビーキャロット、リンゴ、たっぷりとピーナッツバターを塗った食パンのサンドイッチなど。私がびっくりしたのは、大量のひまわりの種を持参して、ランチタイムにボリボリみんなが食べていたことだ。ひまわりの種って、食べられるんだね。1つもらって食べてみたけれど、私はあまり好きになれなかった。

私もたまに母が準備してくれたランチを持って行ったけれど、母が空気を読まずに頂き物のいなごの佃煮が入ったおにぎりを握って持たせてくれた時は、正直ランチを広げるのが嫌だった。
おにぎりを食べているだけでも、周りの同級生から「何それ?」という顔をされるのに、いなごの佃煮が入ってるとなれば、「Ewww」、「Yuck!」(どちらも気持ち悪いの意)と言われてしまうからだ。
まぁそれもみんな悪気があるわけでなく、表現力豊かで思ったことはすぐに口に出してしまう単純な同級生ばかりだったから、仕方ない(笑)。

ランチで食べる食べ物や食べ方だけでも、こんなにも常識に違いがあるって面白い。
次回も、お楽しみに!


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