６、バッグの中を綺麗にしなさい！

こんにちは！
私が先輩経営者から学んだことを、少しずつ書き留めていくシリーズ、第六弾です。

経営や起業に興味のある方向けに書いていますが、今回は会社員としても成果を上げたい方に役立つ考え方かと思います。

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「このみはなんでいつもそんなに荷物が多いの？」
これは、いつも荷物いっぱいのバッグを持ち歩いている私に対して、先輩経営者がよく投げかけてくれた質問だ。

「これもあれも使うかなと思って、、、」
そう言う私は、普段から「もしものために」とその日の予定では使わないものをバッグに詰め込む癖があった。

普段からバッグにパンパンの荷物を詰めている人は、頭の中も複雑らしい。

その証拠に、周囲の先輩経営者は、みんな素敵なブランドバッグにスッキリと荷物をまとめていて、無駄がない。

「バッグの中身は頭の中を表すのか、、、」
そう気付いてからは、1日の終わりにバッグの中身を全て取り出し、翌日の予定のために持ち物を精査するようになった。
フルセットで持ち歩いていたメイクポーチは、メイク直しに使う程度のものが入る最小限のサイズに変えた。
バッグになんとなく突っ込んでいた郵便物、どこかのペーパーマガジンなど、いずれゴミになるようなものがずっとバッグの中で眠っていたので、それらは全て捨てて、バッグの中に入れないようにした。

はたから見たら低レベルな努力かもしれないが、こうしてバッグの中身をシンプルにするようになって気付いたことは、私の思考には無駄が多かったということだった。

社会人になってから、20代のほとんどは自分の夢の実現のための基盤作りに注力してきた私だが、当時からそのことだけに集中するのが難しかった。
会社の仕事で上司や同期から依頼を受けると断り切れない性格だったし、自分の予定よりも他の誰かの都合を優先して、自分のことは後回しにすることなんてしょっちゅうだった。

結局は、私にとって大事なことは何なのか、他のいろんなことに紛れて見えなくなっていたのだと思う。

結果を作る人の頭の中は、シンプル。

バッグの中身を精査することは、「自分にとって必要なものは何か」を見つめ直すチャンスだ。