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出汁を使って美味しく減塩

先日出汁について触れましたが、

「かつお出汁」にはヒスチジン・アンセリンが含まれており、血流を良くして肩こりや眼精疲労などの疲労回復が期待されます。

かつお節の約7割が蛋白質という高蛋白な食材で、その蛋白質の中には、9種類もの必須アミノ酸がバランスよく含まれています。

「昆布出汁」にはアルギン酸が含まれており、過剰な塩分(ナトリウム)を排出してくれる作用があり、成人病の予防が期待されます。また、フコキサンチンは脂肪(特に内臓脂肪)が体内にたまりにくくする働きがあります。

昆布には豊富なミネラルが含まれており、特にカルシウムは100グラム中含有量が牛乳の6倍以上といいます。

WHO(世界保健機構)の調査によると、日本人の4人に1人が高血圧を発症していると言われています。加工品やインスタント食品の摂取量が増えている現代の食生活は、どうしても塩分を過剰に摂り過ぎてしまいがちです。簡単に調理に使える顆粒出汁も塩分が多く含まれているものもあります。

出汁を上手に取り入れることで、美味しく減塩に繋げてみてはいかがでしょうか。

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