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ロッケンロールばばあになる方法

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カワイイおばあちゃんになるなんて無理! ならば、ロックなばあさんになればいい!日々のいろいろ、てきとうに更新。
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#人づきあい

ケチをつけられたら

「こういうことをやってみようと思うのだけど」。なにか新しいことに挑戦する意思を人前で宣言したとき、ときどきケチをつける人が現れる。 反対意見ならばいい。それが参考になったり、自分が考えもしなかったことに気づくことも多々あるから。 「ケチ」というのは決して反対意見ではない。マイナス面を強調してやる気を削ごうとしたり、自分の経験を持ち出して「わたしができなかったのだから、あなたにできるはずがない」と遠回しに言ってくる類のもの。野次といってもいい。僻み妬みから出ることもある。

心が擦り減るとき

子どものころからアトピー体質で、年に数回、外に出られないほど激しく症状が出ることがある。市販の化粧品はもとより、処方された軟膏さえ火傷のように痛む肌には苦痛なほど。 そんなとき、わたしにとっての救世主は、ある地域で美容サロンを営むRちゃんだ。サロンで使われている、ある化粧水がわたしの肌にぴったりで、特に症状が酷いとき、これがなくては生活できないほどなのだった。 Rちゃんはとにかく気前のいい人で、わたしがオーダーした量の2倍を超えるその化粧品を、頼んだ分だけの料金で送ってく

「見える」ようになること

このマガジンと並行して、「さよならリスト」というマガジンを不定期更新している。 始めたいきさつはここに書いたとおりなのだが、これを始めてなにがよかったかといえば、とにかく「いらないものが見えるようになった」ことだろう。 それまでのわたしは、手元にあるモノすべてに思い入れがあり、なにが必要でなにを手放せばいいのかが、まったく見えていなかった。だからこそ、何度挑戦しても片付けが上手くいかなかったのだった。 ほとんど変わり映えしないような自分の生活も、よくよく見ればゆっくりで