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ロッケンロールばばあになる方法

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カワイイおばあちゃんになるなんて無理! ならば、ロックなばあさんになればいい!日々のいろいろ、てきとうに更新。
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2017年8月の記事一覧

針を戻す

日々、心を落ち着けようと心がけていも、短氣なわたしのことだ。すぐにドタバタと心が乱れ、それが文章に表れたりする。 言葉が荒れる。表現が乱れる。書いている内容が雑になる。 たとえば、無意識のうちにイヤな文章を読んでしまったとき。 影響されまいと思っていても、その、ぬぐいがたい気持ち悪さが、知らず知らずのうちに自分の文章に混ざっていたりする。読み返して愕然とする。書くことを、表現することを、いつの間にか「嫌なモノ」に乗っ取られている。 そんなとき、私は一度手を止めて、針を

本当にやりたいことは、ひとりでやる

数年前のある時期、わたしは「ユニット組みたい病」におかされていた。 フリーランスのライターになって10年が過ぎ、それなりに知り合いも増え、一緒に仕事をすると楽しいなと思える仲間もできていたころ。 わたしのまわりで「ユニットブーム」が巻き起こったのだった。 ブーム、といっても、そう呼んでいるのはたぶんわたしだけで、本人たちは「自然のなりゆき」あるいは「機が熟して」と思っていたかもしれない。 氣が付けば、あっちでもこっちでも「仕事以外のなにかをやるユニット」ができていたの

1人だと「寛容」をなくしても気づかない

普段私は、家にこもってひとりで仕事をしている。 打ち合わせや取材で人に会うこともあるが、 ひとりで机に向かい、もくもくと原稿を書く時間が圧倒的に長い。 ひとりでいることは嫌いじゃないし、淋しいとも思わないから、 今の状態は、私に向いているのかもしれない。 だが、ひとりだからこそ、知らず知らずのうちに失っているものもあるのだと 最近、ふと気づいたことがある。 先日、友人が主催するワークショップに参加した。 まずは、参加メンバーが順に自己紹介をすることになった。 持ち時間

夢を叶えるための最短ルートは

ある占いを読んでいたら、こんなことが書いてあった。 もしあなたが、誰かの夢を叶えることができる力をもった神様や魔法使いだとしたら、どんな人の願いを叶えたいと思うか。 ぎくっとした。 なぜならば、「今はその逆を考えることが大事」 と続いていたからだ。 その逆、とはつまり、 神様から見た今の自分は「願いをかなえてあげたい人物」かどうか、 ということだろう。 「神様」という言葉を「他人」もしくは「クライアント」などと変えてみると、ぐっと現実味を帯びてくる。 他人(クラ