異世界に思いを馳せて。

異世界

 あなたは異世界は好きですか?
私は好きです。
魔法が発達して、街中ではケルト音楽が演奏される。
そんな世界で暮らしたいと思うわけです。
“暮らしたい”わけです。
でも“異世界転生”したい訳では無いです。
その世界で産まれて過ごしたいわけです。

概念

概念なんです。“概念”なんです。
こっちの世界の概念を持ち込みたいわけじゃないんです。
例えば、その世界ではテレパシーで連絡を取ると。
声、感情、心拍数とかが分かると。
それを「なるほど、高性能の電話みたいなものかぁ」。とか思いたくないんです。

それに異世界はこの地球の“科学”を“魔法”に置き換えればいい訳ではなくて、置き換えるにしても、“科学の原点”と“魔法の原点”を置き換えないと行けないなと思うわけです。
科学の進歩の仕方と速さと向き
魔法の進歩の仕方と速さと向き
バラバラに決まってる

だから僕の頭から
新しい異世界は生まれてくれない。
概念を全て作り変えれないからだ。
概念を作りきれないからだ。
だけど僕らは異世界に思いを馳せる。
向こうの誰かもこの世界に思いを馳せるはずだから。

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