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体と魂

魂はしあわせを求めている。
私たちはからだを動かす活動を通して、
しあわせを感じる。
身体活動という道を通って、私たちは魂に至る。
このように、ボディとソウルは互いを支え、
助けあうことでしあわせを見いだす。

『エレガント・シンプリシティ』サティシュ・クマール

自分を満たそうと
意識ばかり動かしているかも知れない。
「心の時代」と言われるけれど
それは体を置き去りにすることではない。
そもそも「心か体か」という二択であるところに
歪みと分離が生じている。
体を通して体験することで心は育まれ
育まれた心は身体行動を調節する。
その繰り返しの中で魂へと至るなら
どうしてこの体を慈しまずにいられよう。
愛する人に触れずにいられよう。

写真:魚住心


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