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否定も肯定もない世界
相手と意見がすれ違ったとしても
ただそのまま
そうした現実があると
受け入れるだけです。
どうにか同意にもっていこうとするから
ますます離れ食い違うのです。
何も否定することはなく
肯定することもありません。
同意を求められたなら
私は異なる考え方なので仕方がないと
あるがまま答えるだけです。
それでも踏み込まれれば
距離を置いて静観します。
間合いが必要なのです。
時間と、距離の、両方の間合いが。
一時的に離れても
また出逢いなおすこともあれば
そのままもう会わないこともあります。
すべては流れの中にあると認め
任せていきましょう。
それは
無責任な態度ではありません。
自ずから然り
否定も肯定もない
自然なことなのです。
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