見出し画像

美しくあるための習慣vol.25悲しみは水に流す

何十年と生きてくれば
いろんなことがあります。
もちろんいいことばかりではなくて
悲しいこともあります。
その大半は家族など身近な人や
仕事の関係で起きた出来事でしょう。
前に進むには
煮え切らない想いを封じ込めていく必要もありました。
悲しみの記憶は
時の流れと共に薄れていくものと
どうしてもしこりが残ってしまうものがあるようです。
氷のような固まりが胸の奥に詰まっていると
無意識のうちに悲しみの固まりを取り出して
もう過去のことだとわかっているのに
心を沈ませてしまうこともあるでしょう。
けれどそれはまるで
過去を今に再生しているようなものです。
今を見失い、過去に心を飛ばしているともいえるでしょう。
寿命まで生きたとしても、幾ばくもない人生です。
湧き上がってきた悲しみはすべて
水に流していきましょう。
悲しみへの執着は
後半人生にもたらされる天恵を
大きく損なってしまうからです。



みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。