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ご先祖さまの立場で自分を見てみる

ご先祖さまは、今のあなたを見て、
どのように感じているでしょうか。
時々、そんなことを思ってみましょう。
思った瞬間、ご先祖様とつながります。
そうしたら次に、ご先祖さまの立場になって
「子孫のこと」を考えてみましょう。
明るく元気で幸せに暮らしていたら
それはもう嬉しいものです。
悩んでいたら全力で助けようとするはずです。
けれどもし、その助けに気づこうとせず
さしのべた手にすがろうとしなかったら
歯がゆい思いと寂しさを抱くでしょう。
目には見えなくても
嬉しいときは共に喜び、悲しいときは慰め
困っているときは手をさしのべている存在があります。
その存在に気づくだけでも
人は心安らぐものではないでしょうか。
自分を支えている幾千幾万の見えない存在があることを
想い出しやすいのがお彼岸かも知れません。

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。