我慢して生きていることの弊害
好きなことをして生きていきたい
それは我儘で勝手なことだと言われたかも知れない。
人は我慢しながら生きていくのだと。
「我慢」と「我儘」とどちらも「我」がつくけれど
「慢心」という言葉だってあるように
我慢して生きている人には特有の傲慢さがあることに
気づいているだろうか。
「私はこんなにも我慢している(さあ、どうだ)」
だから人にも我慢を求める。
人は自分の生き方を自由に選択できるはずのところ
それはおかしかなことだと決めつけるのが
もうすでに傲慢ではないか。
今からだって遅くはない。
人は、本当に好きなことに向かっていった時
真に謙虚になることができるし
深い深い感謝が生まれてくる。
なぜなら、何かを実現しようとすれば時に壁にぶち当たるもので
でも好きだからこそ、それをなんとか乗り越えようとする
その時に自分の力のなさを思い知り
学ぶことの大切さや、耐えるとは何かがわかってくる。
人に助けられて生きていることも思い知る。
だから、自然に頭が下がる。
我慢して慢心が生まれるのと
好きなことをして謙虚になるのと
どちらを選ぶのか、いつだって決めることはできる。
その時、必ず自分に問いかけることは
「このまま明日人生が終わってもいいか?」
答えが明白になるはず
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