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愛の条件

「愛に条件をつけたとたん、ほんとうの愛は手をすり抜ける」

サティシュ・クマール

神さまは、
淋しさや哀しみという感情をつくり
人間に与えた。
なんて素晴らしいギフトだろう。
人は、人恋しくなるようにできている。
それはとりもなおさず
そしていうまでもなく
愛し合うためにほかならない。
だけど今、
愛を信じる人はどれだけいるのだろう。
何かしら条件付けがなされて
その条件に見合わないからと
愛を失っている人が
案外、多いのではないだろうか。
世の中には、さみしいひとがずいぶんいる。
愛を求め
でも、条件をつけることもやめずに
さまよっているのではないだろうか。
無垢と無邪気さ、純粋性を失うことが
大人になることではないはずなのに。

写真:魚住心

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