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空が伝えている

古来、人間は空に何らかの
メッセージを見出してきました。
それは原始の頃から始まり
文明が起こる頃には
一種の統計のようになっていったのです。
吉兆なのか不吉な知らせなのか
夥しい記憶の積み重ねにより
判断されてきたのです。
文化がひらき、科学が進歩すると
それは数字に取って代わられました。
やがて空のメッセージは
迷信と位置付けられ
数字に対する盲信が現実となったのです。
けれど今でも
真の賢者は空を読むものです。
そこには確かに大切な啓示が
あらわれているからです。
天とつながろうとするのか
数字教のようになるのかは
それぞれに任されています。
ただ、数字を頼りとするにしても
空を読むことを捨てずにいたら
ものごとの判断は
より確信へと近づくでしょう。
あなたは、龍の顔が見えますか?

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