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鶴亀杯「短歌」参戦!

 この三か月、溜めに溜めた(←便秘みたい)短歌を選りすぐって(スキが多かったもので)出陣しまーす!

1.飛ぶ蜂の宙をふらつく暑さゆえ配達員の声も小さし

 大きな声のはずの宅急便の人が、溶けそうに小さな声だったので「暑いですよね。」と声をかけたら「んあー。」と言葉にならない返事が来たんです。暑さに溶けかかってるなって思って。

 庭では蜂がクロウサの顔を後ろからかすめて、ふらーっと飛んで行ったんです。子どもの頃に蜂に刺されたことがあるから蜂を見ると反射的に身構えるクロウサですが、(きっとあの蜂の子孫だろうし、)あまりの弱弱しい飛び方に怖くも何ともなくて。蜂も暑さで朦朧としてたみたいです。

 人間も蜂も暑さに参ってる猛暑を歌にしました!

2.夜の道人の多さのそのわけは再開うれし花火大会

 静かな夏が終わり、通常の賑やかな夏に戻りましたね。だからでしょうか、コロナ感染がえらいことになっていますね。でも、やはり夏は花火。その喜びを歌にしました。

3.イラつくし寝ても起きてもだるいのよ君が言ったから更年期宣言


 「更年期宣言」という歌(曲)を作りたいくらい、この言葉を気に入ってます。この言葉を使った短歌を詠み合う「更年期宣言杯」を開催するっていうのはどうでしょうか?
 誰もが否応なしに突入する身体の変化ですから、もっと当たり前のことになればいいのにという思いで、理想社会を詠んだ歌です。小難しく言いましたが、要はこういうことです。

 女性の不機嫌や体調不良に寛容な男が増えますように!

 俳句も参戦したいな。あと二日ある!


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