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句またがり-短歌の技法

 幸年吉日サークルに忙しくて小説も書けません。しかしなんとか短歌で連続投稿を続けていたら、その頑張りを認めてもらえたようです。スキをくれた皆様に深く感謝いたします。ありがとうございます!

Thank you for everyone!

 Congratsをもらった短歌は、忙しくて絵を描くこともできず前のイラストを流用して140字で呟いた苦し紛れの投稿ででした。それがこちらです。
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 つぶやきの時は140字に収めるのが大変なんですよね。そこも認めてもらえたようで嬉しいです。

 そして何より、珍しい手法「句またがり」で詠んだ歌にスキをたくさんもらえたことも嬉しいんです。

「降り出した雨に濡れてもこぎ続けやんでもこぎ続け乾く服

 第四句と結句が本来は七七のところを、九五にしてあるんです。

57595

 二句をつなげちゃう手法が「句またがり」です。

 この短歌の一つ前に詠んだ「きりびつけ」でも、この手法を使いました。

「切って縫う手術のようなきりびつけ甦っていくの古着物

 第四句と結句が九五になってます。

 この57595もリズムとして読みやすいですよね。なんて上級者ぶって言っちゃってますが、実は「乾く服」と「古着物」が先にありきで作っただけなんです。

 この5文字を入れる場所が最後しか思いつかず、苦肉の策で前を9にして31文字に合わせただけです。

 ところがつい先日「句またがり」という技法があると知りまして。なんだそういう技法があるのかとほっとしていたんです。そしたらこの嬉しいお知らせ、CONGRATULATIONS!をいただきまして。嬉しさでむずむずして「句またがり」について語りたくなったというわけです。

 なんでもいいからその日にあったことを詠んで、短歌を上達させていこう!

と、ますます短歌熱が盛り上がってきております。

 これからもご愛読よろしくお願いいたします☆彡

歌人になりたい木花薫より。


小説「梅すだれ」を連載中です!皆様の支えで毎日の投稿を続けられています。感謝の気持ちをパワーにして書いております!