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未来の森

マーチは6歳のコアラです。今は2112年。

マーチは建物の木に住んでいて、コアラの学校に通っています。ヘリぼうしをかぶって、空を飛んで行きます。先生はロボットです。優しい先生です。

マーチはお母さんと二人ですんでいて、マーチのお父さんはマーチが3歳の時に木を切る機械にあたって亡くなっていました。

ある日マーチが学校に行って授業をしていると、木を切る機械がこわれて学校をおそってきました!マーチはにげまわってライオンの長老さんのところに行きました。そして、木を切る機械を使うのをやめてもらうようにたのみました。でも長老さんは、「だめだ。」といい、奥の部屋へもどってしまいました。マーチは泣きながら家へ帰っているとちゅうにころんで気絶してしまいました。そして、夢の中で、マーチのお父さんがでてきて「あきらめないで長老さんを説得してきなさい。」といいました。そこで、マーチは気がついて、きた道をもどっていって、また、長老さんに「木を切る機械を使うのをどうかやめてください。」といいました。長老さんは、「そんなに言うならいいぞ。でも木がしげってもしらないぞ。」といいました。

マーチはうれしくて、うれしくて、早くお母さんにしらせてあげようと走って帰りました。

長老さんは町の動物たちに、すぐに木を切る機械をうごかすのをやめさせました。

その後、マーチの町はすっかり緑でいっぱいになりました。

おしまい。