もやもやを、言葉にしようと思った話。
STUDENT NOTE 12 野津眞衣 | STAND UP STUDENTS | Powered by 東京新聞 (tokyo-np.jp)
インスタのストーリーの広告で、たまたま見つけた記事。
サイトに飛んで読んでみると、あぁなんかすきだ、じっくり向き合いたいという気持ちになった。
なにがそんなに私の心を掴んだんだろうか。
自分の頭と心と、その記事と、向き合ってみる。
まずひとつは、”自己充足的”の感覚への共感。
本読んで、知識吸収して(吸収しきれてるかわからないけど)、それで満足って思っちゃう。
自分の内面世界だけで完結していて、外の世界は何も変わってない、変えようともならない。
安い物は安い賃金しかもらえない人によって作られてるものなんだってわかっていても、より値段が低いものを求めちゃうし、
フェアトレードの印を横目に見つつ、いつものガーナチョコレートを買ってしまう。
自分とは遠いところでいろんな問題が存在することを知っていながらも、自分を満たすことを優先してしまう。
まさに私も自己充足的で、
「自分だ」って思ったのが惹きつけられた入り口だった。
ふたつめ、もやもやは、もやもやでいいんだってこと。
ただ、それは言葉にしなきゃ伝わらない。上手く書けなくてもいいし、書いて何かしなきゃいけないわけでもないから、書き出してみてほしいって言ってくれていること。どこかで同じもやもやを抱えている人に届くかもしれないっていう言葉に、背中を押された。
私は、「伝えられない」ことがコンプレックスで、伝えること、話すことに自信をなくしている。もやもやを認識することと、それを自分の言葉にすること、人に理解してもらえるように話すことが苦手だ。
ノートやnoteに書きながらやっと、自分はこう思ってたのかって発見する。
ゆっくりじっくり向き合って考えたくなっちゃう。し、向き合わないと考えが出てこない。
そんな、いつも「もやもや状態」の私には、
「形にならない声にも耳を傾けて、一緒に形にしようと歩み寄ってほしい。まずは、もやもやを、もやもやのまま受け止めてほしい。」
それにもものすごく共感したし、それでいいんだって思えた。
私の小さな、いや大きな変化
野津さんが伝えたいのは、目に見えて何かをしていない人、自分の世界の中でだけ満たそうとしているように見える人にも、どこかでもやもやはあるんだってこと、現状を知ったうえで、まずは自分を、自分の身のまわりを満たそうとしてるんだっていうのを知ってほしいってこと、だと私は解釈した。
それから、もやもやを言葉にしてみてほしいってことだった。
自分のもやもやが誰かに届くかもしれないし、それで誰かのもやもやが晴れるかもしれない。自分と同じこと考えてる人がいるんだなって思ってくれるだけでも、いい。
何かが変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。誰にも共感されずに宙を漂うだけになるかもしれないけど、それでもいい。
野津さんの言葉で、私のなかで、きっと誰も気が付かないような小さな、でも私にとっては大きな変化があって、
何があってもなくても、自分のためかもしれないし誰かのためかもわからないけど、
もやもやを言葉にしていきたいな、
そう思うようになった。
この記事と野津さんに出会えて、よかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?