溶接機用のツールワゴンをつくる【モノづくりログ移行記事】
【Notice】この記事はモノづくりログ(https://media.dmm-make.com/)のサービス終了に伴って、そこに投稿した記事を移行したものです。一部加筆修正もございます。
本記事は2017/04/21にモノづくりログに投稿したものです。元記事リンク
最初に
家庭用のちっちゃな半自動溶接機でも結構重たいので手軽に動かせるように溶接機用のツールワゴンを作りました!
溶接機をディスクグラインダーを使うので、マネする場合は覚悟か技術のどちらかを準備したうえで行ってください。
設計をするよ!(安全)
まずは設計をします。一番安全な工程です。
ホームセンターで手に入る鉄のアングルとエキスパンドメタルを使って作ります。
構造としては四角いフレームを2つ作り、4本の柱でくっつける下記写真のようなイメージです。
エキスパンドメタルを底板にして、キャスターをとりつければできるはず……!
鋼材を斬るよ!(危険)
ディスクグラインダーで鋼材を切って行きます。
この工程が下手くそだと、きちんと溶接できません。
僕は下手くそなので次工程でところどころ無理やり溶接しています。
(本当に危険なので初心者の方がやる場合は自己責任で!)
溶接するよ!(やけどの恐れあり)
溶接をしていきます。
いきなり溶接していくと、熱で歪んでしまうので(ただでさえ切断がいい加減なので歪みをなるべく抑えたい……)、クランプやロッキングプライヤーを使って全体を仮組みして進めていきます。
とはいえ全パーツを一度に仮組みするとクランプがめっちゃたくさん必要な上なので、底面フレーム・上面フレーム・全体の3肯定に分けます。
溶接は強度のためになるべく「線」で溶接しますが、いきなりこれで溶接すると歪みが蓄積して残念な感じになるので、最初に溶接箇所をひと通り「点」で溶接してから、「線」で溶接します。
できあがり
結構歪んじゃったけどとりあえずできました。
これで重たい溶接機もすいすい移動できます。一緒に散歩にもいけます。
ちなみに僕が使っている溶接機はSparkyという溶接機です。
半自動溶接といってノズルの先からワイヤーがでてきて、これが溶接棒の代わりになります。
溶接機本体の値段はそこそこしますが、初心者なら半自動溶接から入るのが良いかと思います。
スキルがなくてもそこそこは溶接が楽しめますよ!
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