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仲介手数料って支払う必要あるの?

仲介手数料って支払う必要あるの??

って物件探しをするときに一度は思ったことあるのではないでしょうか?
そんな疑問に今回はお答えします。

まず、

コンニチハトーキョーは仲介手数料いくらなの?


"賃料の1ヶ月分+税です"

無料業者もいるじゃん!
何で??

って思うかもしれません。
詳細は後ほど書きますが、理由はシンプルで、

"安くすることがコンニチハの価値だと思っていない"

詳しくご説明していきます。

まず、そもそも仲介手数料が無料や半額だと思っている方の理由として、

無料or半額の業者さんもいるよ

だと思うのですが、シンプルに考えてみてください。
どうやって無料で会社が存在できるの?って思いません?

そこで無料業者さんが行っているのが
・オーナー様から広告料(AD)をもらえる物件だけを取り扱う
・自社で管理している物件だけを取り扱う
・気合い

もちろん他の何かすごいことをしている可能性もありますが、おそらく上記だと思います。

この時点でお気づきだと思いますが、お客様からすると、

"提案してもらえる物件がとても少なくなります。"

・ADが付いている物件の場合
成約した場合、オーナー様から広告料として手数料をもらえることもあります。これは全体の半分以下、条件次第ではもっと少なくなると思います。そもそもADをなぜ付けるのか?それは長く入居者が決まっていなかったり、早く成約させたいから。その物件は果たして魅力的な物件でしょうか?もちろんADが付いてる良い物件もありますが、数は少ないです。
※コンニチハの場合、2022年の成約物件のうちADが付いてたのは全体の20%程です。

・自社で管理している物件の場合
自社への家賃収入が入るので仲介手数料は無料だと思いますが、その会社さんが管理しているのは物件全体の1%にも満たないと思います。

・0.5ヶ月分の業者様の場合
もしかしたら全物件を扱えると思いますが、数をこなさないと利益が出ないと思うので、流れ仕事になっていることが多いです。

無料or半額業者様を利用したお客様からは、「返信がとても遅い」「契約が終わったら何も連絡が取れなくなった」などお聞きすることもあります。

コンニチハトーキョーの価値

人生で何度も経験することではない引越し。そこで何年も過ごす特別な場所だからこそ、納得いく物件を見つけて欲しいし、不安にさせることなく対応したい。契約してからがお客様の新しい生活がスタートするのでその後も繋がっていたいとコンニチハは思っています。

審査通過に関しても、"ここだ!と感じた物件は何が何でも審査を通す!"

って気持ちで取り組んでいます、流れ作業で審査書類を出すのではなく、1つ1つに目を通して、お客様のことを理解し、管理会社様への伝え方も工夫しています。オリジナルの資料を作ってプレゼンしに行くときもあります。特に店舗物件をお探しの場合は、やっと見つかった物件で審査落ちや競合に負けると悔しいですし、また1からやり直しとなると心折れますよね。お客様と同じ気持ちで物件探し・審査通過に向けて動き、価値提供・成果に関しては全員が妥協することなく1つ1つの案件に取り組んでいます。

多くの方がInstagramを見てコンニチハを知っていただいたと思いますが、投稿している写真の撮影や文章作成にも時間とお金を使っています。

写真、文章、storiesを通してコンニチハを知ってもらい、コンニチハの雰囲気に合うお客様とマッチングし、お客様の好みに合う物件を探す。確率を上げることに注力しています。

審査通過を少しでも確率を上げるために、オフィスも良い立地で契約しています。無料業者様がマンションの1室や主要駅から離れたところにオフィスを構えるところ、コンニチハは創業時から渋谷の神南、移転後も神宮前にオフィスを構えています。オーナー様が会いに来るかもしれないし、申込書などでコンニチハの情報をみたときに少しでも印象が良くなるように頑張って賃料を支払っています。

ここに書き出すとキリがないくらい見えない仕事が多いのが不動産仲介。
「こんなに頑張ってるよー!」ってたくさん書くのも恥ずかしいし少しダサいとも思ってしまうのでこのくらいにしておきます。

何に価値を置くか

何を重要視して、お店(仲介業者)を選ぶかが大切だと思っています。

分かりやすく極端な例で伝えると、
洋服を買うとき、
安くて普段使いしやすいものが欲しければユニクロに行きますよね?

でも極端な例ですが、パッと見は同じのマルジェラの服にはユニクロの10倍以上出しますよね?四つタグをお母さんが切ったら激昂しますよね?

マルジェラで買い物するときに、『ユニクロではニット4,000円だったんだけど?』って言いませんよね?

マルジェラでなくとも、他の好きなブランドでも、ヴィンテージの服でも、限定スニーカーでも同じだと思います。

憧れの美容師さんに髪を切ってもらった後に、「1,000円カットと何が違うんですか?」って聞きませんよね?

銀座の高級寿司を食べに行って、板前さんに「くら寿司ではマグロ180円で食べれたけど時価いくら?」って聞かないですよね?

それと同じで価値をどこに置くかの問題だと思ってます。
仲介手数料を値引きしていない業者様は価値を安さに置いていないだけ。

もちろん、ユニクロ、1,000カット、くら寿司様は"安くて良いサービス"を提供している素晴らしい企業様だと思います。(今回はわかりやすい例として)

価値提供の基準、どこを目指しているかでサービス内容が異なってきます。
なので今回の物件探しは安く抑えたいな。とお考えの方は安さを提供している業者様へ行くのがオススメです!

もちろん、我々がマルジェラのようなブランドだと思い上がってるわけではありません。まだまだ至らないことが多いのも事実。

"仲介手数料1ヶ月をいただく価値"をもっとお客様に感じていただくように日々の業務に取り組まないといけませんし、ブランド力を磨く・伝える工夫も業界全体で行っていくべきだと思ってます。

佐藤


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