アシリパさんの逞しさ

漫画やアニメが好き！となったのが中学生の時。

当時はD.Gray-manと青の祓魔師が特に好きで、D.Gray-manだと神田ユウ、青の祓魔師だと奥村燐といった強くてかっこいい男性の登場人物が好きでした。
クラスの男子には絶対にいないような仲間思いで（顔が）かっこいい男性に憧れていたんですね。

しかし、大人になってみて強くてかっこいい男性の登場人物よりも、強くてかっこいい女性の登場人物が好きなことに気づきました。

最近私が好きで読んでいる漫画がゴールデンカムイなのですが、とにかく登場人物のアシリパさんの逞しさに惹かれ、憧れの女性像を聞かれたら、間髪入れずに「アシリパさん！」と答えると思います。
（アシリパさんの年齢は10代前半？くらいらしいです）

北海道を舞台にアイヌにまつわる金塊を巡って激しい戦いや冒険を描いたゴールデンカムイに登場する、アイヌの少女のアシリパさん。
（ネタバレになるのであまり詳しくは書けないですね…。）

人生の大先輩である私のおばあちゃんからしたら、30歳なんてまだまだ子供！と喝を入れられそうですが、これまで生きてきて、家族のこと、仕事、恋愛、健康などでいろいろな経験をして、当然ながら楽しい思い出だけではなく、辛いと感じることもたくさんありました。

特に大人になってから、私はなんて弱い人間なんだろう…と思うようになっていた時に、アシリパさんとの出会い！

まだまだ子供のアシリパさんがアイヌの未来のために命を懸けて冒険する姿に、すごく勇気づけられました。

あとヒグマを狩って解体してチタタプしてヒンナヒンナするところまでも。

逞しい、とにかく逞しい人とはこういう人なのだと思います。

忙しい生活の中で自分の価値が分からなくなったり、何かに執着して自分というものが無くなってしまったり、そんな時に例え漫画の登場人物だとしても、逞しい女性の登場は心強いな。

この先、人生のトラブルに何度か直面することがあると思いますが、私はそんな時にアシリパさんから勇気づけられるのだろうなあ…。

あと呪術廻戦の冥冥さんもいい！(笑)