SIX LOUNGEの歌の好きな箇所について考えたい


最近ずっと聴いていて、こんなにどの歌もイイ!と思えるバンドは久しぶりだ。



では早速。


エントリーNo.1 STARSHIP

♪首輪を〜君にあげ〜〜〜↑る〜〜

それまでの流れから 君にーあーげー↓る とくると思ったら
げ〜〜〜 でたっぷり8拍!
書いてたら、翼をくださいの♪つけーてーくーーださ〜〜〜いーを思い出した。

あと個人的に、「あげるよ」ってくるかと思ったのに「あげる」ってめっちゃ断言してきてなんかわからんけどキュンとした。


エントリーNo.2 メリールー

♪泣かないーで メリー〜ルー 死ぬときーは君のとなり〜さ夢ェーま〜でー

メリー〜ルーの「〜」の部分でぐっと期待させて、
満を持して現れる「〜さ夢ェ↑」で昇天。
ここ弾き語りするとドーパミンがすごい。

さっきから他の曲で例えてあまり良くないかもしれないけど、WANIMAのともにの♪進め!君らしく心躍るその先には幸をぉ に通ずるものを感じる。進め!で上がった期待値に、心躍る方♪で終わるイントロの文字通り先へ進んで、応えてくる感じが。


エントリーNo.3 JUST FIT

♪midnight sexy〜 急カーブでU↑ターン〜

ここ一択!!sexy〜の吐息がsexy以外の何物でもない。
あとU↑の部分がいい。なぜかは不明。たぶん、「ゆーたーん」の「ゆ」と「た」が同じ音で、「ゆ」で上げ切ってもいいところを「ー」で上げているのがいい。ま1番の歌詞が「からかう」で4文字あるからそれに合わせてるだけといえばだけなのかもしれないが。ちなみに1番の♪カーラジオがからかう がお洒落すぎてなかなか聞き取れなかった。


エントリーNo.4 相合傘

♪傷跡だけが~しつこいなぁ

「し」の発音がしつこくて最高。なんかここだけ異常に優しくてマジ優盛になりたい人生でした。



エントリーNo.5 リカ

♪リカ 君だけは 幸せにさせないよ

まずここは伝説。最初メンヘラの歌かあってちょっと敬遠したのだけど、ガッツリハマっている。。


♪リ〜カ 僕は何度世界の愛〜を〜教えてー キスをしたんだっけ

そしてここが好き。ここも弾き語りすると超楽しい。「を〜お」の間じゅう母音がずっと同じだから、「お」でコードチェンジするのだけど歌詞の頭でコードチェンジが行われてる感じがしなくてそれがたぶん楽しさのヒミツ(?)

この「同じ母音が連続する良さ」は優盛氏(←いにしえのオタク)の特有のものだと思う。
メリールーの♪あなたの隣に〜い〜るだけでいいの の「りにい」の部分を思い出してほしい。Q.E.D


エントリーNo.6 くだらない

やばい好きな曲が多すぎて終わるのか?これ

♪革命は今どこで起こって↑いるか俺たちには分からないぱ↑ら↓ぱ↑ら↓と

こんなアツいサビからこんなあっさり2番Aメロに入ることあるんだっていう驚きと、ぱ↑ら↓ぱ↑ら↓の吐息混じりの気怠げな音がぱらぱらと降ってくることへのなにか耽美な気持ちが、間髪入れずに押し寄せる、最高のシーン。(シーン?)


♪愛に飢えたら2人きりになろう

この歌詞めっちゃいいよね。。2人に愛しかねえじゃんそんなん。。
あとここ絶対「愛に飢えてる」だと思ってたし、何回聴いても意図的にそう寄せてるように思えてならない。実際飢えてるけど仮定のポーズをとってるっていうダブルミーニングなのかなって思ったり。


エントリーNo.7 カナリア

♪ 飛んでったカナ、リ、ア 

♪ とれちゃったかさ、ぶ、た

シンコペーション?のサビ入りと「リ、ア」の裏拍が最高に気持ち良い歌。
曲の入りの歌詞があんまり惹かれなくて聴いてなかったけどサビまで聴いたら頭から離れなくなってしまった。Apple Musicでトップソングに入ってる理由がよく分かる、癖になる。


エントリーNo.8 幻影列車

♪good-by そんなの ちょっと 照 れ↑ くさいよな

♪きっと 君には 太陽が 眩し↑す↑ぎただけさ

Aメロの歌い出しが、歌詞も音も好きすぎる。きっとすごく切ないグッバイなのに「照れ臭い」とか、「君」と対峙する存在に「太陽」を持ち出す地球上に2人だけかのような世界観とか、「君」がこの世界で生きられない(と私は解釈した…)理由が太陽が眩しすぎた"だけ"って、超重要な「君」の弱点を理解したうえでそれを軽々と受け止め、全てを肯定しようとする姿勢とか、、努めて悲しまないようにしているというより、本当に「今は悲しくない」んだろうなと分かる歌詞と音の運び。この歌の歌い手は、幻影列車に乗って、夢と現をさまよい続けるのだろう。


♪窓辺で踊るエーテルどこへ行く

この歌詞の意味が全然分からない。「エーテル」は物理学用語でかつて光が進む触媒として考えられていた仮想の物質(?)を表す言葉らしく、「仮想の物質」、「存在しない物質」の比喩として捉えることもできそうだが、人の名前かもしれないし、詳細は不明。


あとこの曲の間奏がめっちゃ好き。3:12のドラム。


エントリーNo.9 彼女を待ってた

♪ひねもすのたり、あてもなく

語感。うっとりする……。若干私情だが、古語は最高。「夜のとばり」も登場するし、ごりごりロックンロールのバンドのくせに(?)美しい日本語がふんだんに使われているのがニクい。


エントリーNo.10 SWEET LITTLE SISTER

♪ヴィヴィアンの香りでバイバイ

やっぱロックンロールでした。

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