採用したい人材の「解像度」を上げる!RPO企業が語る採用ターゲット作りのコツ!【中途採用】
こんにちは、マルゴト株式会社のコンです。いままで270社以上のベンチャー・成長企業の採用をご支援してきました。
その中で、中途採用においては採用ターゲットがバシッと決まっていることが大事だと感じたので、採用ターゲット設定のやり方をまとめてみました!
中途採用でこんなことに悩んでいませんか?
採用ターゲットの設定が上手くできていない場合は、求人広告費が多くかかってしまい、採用したい人材からの応募がこない、という無駄打ちが起きてしまいます。
採用ターゲットの解像度を上げて、必要な人材にスムーズに会えるようにしていきましょう!下記で解説していきますね!
そもそも「良い人材」って誰のことなん??
採用でどんな人を採用したいんですか?と聞くと、ふわっと「良い人が欲しい」と言う企業が多いです。ただ「良い人」かどうかの基準は、企業によって異なります。
あいまいに募集してしまうと、どうやって集めればよいかわからず、幅広く応募を集めることになり、無駄な求人広告費がかかります。
一次面接、二次面接、最終面接というそれぞれの面接での採用基準がずれてしまい、どんな人が来ても面接官の誰かがフィーリングで落とすことになってしまいます。存在しない架空の人物を探す時間はもったいないです。
まずは「良い人材」を社内向けに分解していくことが大事です。
コツ! 「良い人材」を条件+人物像に分けて書き出しましょう!
これが採用ターゲットになります。ただ、上記をそのまま求人票に書くと、あまりにもターゲットが狭くなってしまうので、
コツ! 募集文に掲載するのは「面接してみてもよい最低基準」まで広げる!
さらに面接でしかわからない「人物像」の項目である「コミュニケーション力が高い」とか「当社のミッション・ビジョンに共感していること」などの定性的な要件は、求人票や募集文からは外したほうが応募ハードルが下がるので集めやすくなります。
例えば、上記から考えた応募条件はこんな感じになります。必須条件は書類選考の基準で、歓迎条件はぜひ面談したいと思うような人の基準となります。
ちなみに、そもそもの良い人材の条件がわからない場合は、社内ですでに活躍している方、成果を出せいている方をリストアップし、その方々の経歴や特徴を分析してみると良いです。
なにか共通点が見えてきたら、それらが良い人材を言語化するヒントになります。
もしかして、候補者に対する「解像度が低い」のかも?
採用したい採用ターゲットとなる候補者の解像度が低い場合は、募集文やスカウト文が刺さらないことになります。閲覧数(PV)が増えても、応募数(CV)が増えないということになってしまいます。
応募率を高めるために、候補者がどんな人なのかを深く知っている必要があるので、近いターゲットの方からたくさん話を聞きましょう。採用したい人がどんな人か詳細に理解していればいるほど、その人に対しての広告メッセージや面談での会話が刺さるようになってきます。
個別データとしてたくさん知っていることで、あるあるネタみたいに共感をしてもらえる内容が言えるようになると、募集文でも面接でも強いです。
コツ! 採用ターゲットに近い人の話を幅広く聞こう!
自社の認知度を上げようと考える時にも、候補者の個別データを複数知っていることでどう自社を知ったのか、傾向がつかめてきます。仕事のことだけではなく、その人がどんな生活を過ごしているかを知ることも大事です。
コツ! 候補者のことを多面的に理解する!
特に中途採用の場合は、顕在的なニーズよりも潜在的なニーズの方が転職が繋がりやすいです。
そんな感じで潜在的なところから転職ニーズが生まれてくるので、感情や家庭などの事も含めて、多面的に理解していきましょう!
たくさんカジュアル面談や面接をしていき、個別の転職理由や状況を聞いていくことや、身近な友達や知り合いの仕事への心境を聞いていくことも採用ターゲット作りに役立ちます。この「人に詳しくなる」ことが遠回りに見えて採用力アップにつながる方法です。
まとめ
採用ターゲットの解像度を上げる方法と採用ターゲット作りについて、最後までお読みいただきありがとうございました!
以上です!まるごと人事では成長企業向けに月額45万円で、採用に詳しいチームが採用業務の代行を行なっています。ぜひお気軽にお問い合わせください!
▶コンのTwitter:https://twitter.com/konkeisuke
▶まるごと人事:https://marugotoinc.jp/
ーーー
350社の採用代行をする中で見つけた中途採用のノウハウを詰め込んだ、
初めての著書『中途採用の定石』も予約発売中です!