脇見恐怖症のわたし、初めて精神科に行ってみた。
はじめまして、タナカです。オーエルをしています。文章を書くのは下手くそです。まとまりがなく長々としています。頑張って書いてみます。
私は中学3年生の頃から現在25歳も、波があるものの進行形で脇見恐怖症です。
視線が不安定になったのは、中学3年生の時に仲良くしていた子たちから仲間はずれにされてるように感じて、勝手に孤立していった頃です。今思うと、ネガティブで思い込みが激しくて自分で自分を追い込んでいった気がします。死にたいと考えていました。その時から視覚が安定しなくなって、前を向くのがしんどい時が増えました。わたしの中学生時代はそのまま悲しく終わります。笑
そして高校。悲しく終わらすわけにはいかない!友達と楽しく過ごすぞ!と少し遠めで行きたい高校を選択しました。勉強したいからという理由で席を1番前の教卓の横の席に固定してもらい、視線はましでした。横の席の人はどうしても視覚に入ってくるので、横の人が下を向いたタイミングを見て前を向くという、面倒臭い私の大切なルーティンが存在していました。仲良しの友達も出来て楽しく過ごせました。
そして大学。自由席ばんざい!脇見恐怖症なおったんちゃうん!という感じで楽しく過ごします。固定の席の時は、視界に人が入らないように、すんごいパソコンと距離が近かったりと変人に見られることもあるが特に問題なし。
社会人になり、飛び込み営業をはじめる。病む。営業をして会社に帰り事務作業をする。日々、視覚がすごく不安定になる。デスクでは人を遮るものが何もない。人を見ちゃう、上司先輩を見ちゃう。だめだめむりむりどうしようとなる。電車も横の人を勝手に見ちゃう。仕事でデスク作業の時、自分の拳よりも少し小さいくらいしか集中して見れなくなる。病みすぎて辞める。悲しいね。私の場合、心が不安定になるほど脇見恐怖症の存在が増していきます。
そして現在の職場で、事務員として働く。職場の人が優しく丁寧で楽しく働ける。席も人の顔が見えない位置で、心が安定し毎日わくわくしていました。2月に部署移動となり、席が人の顔が見える位置となる。仕事内容と人の変化と視覚の不安定さにびびる。その部署ではコロナの為にたてられたアクリル板の仕切りに、各々書類など貼られていたのを見て視覚の対策を思いつく。視覚を安定させるために、私は好きなお笑い芸人のシールや仕事内容の紙を目の前に貼り、前の席の人を視界から強制的にシャットダウンする。すると違う隙間から別の人に視線がいく、また紙を貼ると、また違う人が視界に…悲しきループ。ワタシイツマデコレツヅケル?と泣けてきて初めて精神科に予約してみました。
今までのこと、現在の状況など話してみました。見たくなくても勝手に人を見てしまう。見てはいけないのについ見ちゃう。どうしたらいいかよく分からない。最近は目の前に紙を貼ってはまた違う人を…と話してみた。先生からは
見たらダメなものなんてないよ。見てもいい。見たらダメなルールを自分で作ってるのかもしれないね。この世に見てはいけないものなんてない。開示してみたり、わざと見てみたり、色んな視点から何がだめで何がいいのか見つめてみたらどうか。今まで人を見てはいけないと思って、目線を避けてきたけど向き合ってはみてはどうか。可能ならば開示したら気持ちが楽になるのではないか。家族は大丈夫でその他の人がだめなのはどうしてか。何が違う。人の顔がだめか目がだめか、違う動物なら大丈夫なのか。自分と向き合ってみる。病気じゃないよ、ルールを作ってるんだと思うよと言われた。
その日はちょっとだけ堂々とした。でもねわたし、そんなパッと変われる人間ではないのだよ。難しいな。相変わらず、視覚になるべく人が入らないように、髪は必ず下ろして横が見えないようにしているし。本当はポニーテールとかしたいな。見てはダメなものなんてないけども、見ちゃうと心がドクンドクンと集中できなくなるんだよ。今までと変わらないなぁわたしよ。開示はしたくないよねわたし。そんな感じで変わらないけど、精神科に行ったという行動が、脇見に初めて向き合って考えた感じがしてちょっとだけ堂々とした。わたしの中で。人から見たら分からないと思うけど。少しの進歩が、自分自身のために大事なのかなと思いました。
少しずつ、視覚を安定させたいですね。電車でスマホの動画を何も気にせず楽しく見たいですね。髪をくくりたいね。
がんばるぞ。少しづつ。
同じ状況の人はつらいですよね。わたしは、たまにどうしたら良いのかよく分からなくなります。辛くて悲しい気持ちになり、涙がでるときもあります。そういうときは甘いものを食べてみたり、辛いラーメンを食べてみたり自分の欲望のままに食事をして自分を励んでみたりします。ガチャガチャで気分をあげたりもします。恐竜のフィギュアを側に置いたり、ラップを聞いてわたしちょっと強くなったかもとアホみたいに信じたりしてます。そんな感じでなんだかんだ楽しく生きてみたりしています。息を抜いて気軽に生活できるようになりたいですね。自分を大切に生きていきたいですね。