文字解読例・エスペラント語 アニメ『星屑テレパス』第8話
ボナヴー!
NI IRU, NIA RAKETO,
TRE ALTA POTENCO REVO
行こう、私たちのロケット、
とても高い威力 夢
*tre alta potenco revo* をあえて意訳すれば「とても高い威力にして夢」、「とても高い威力すなわち夢」、「夢という名のとても高い威力」などと解釈できないこともありませんが、実際には「ウルトラハイパワードリィーム」と言いたいはずなので、tre altpotenca revo などとするのが良いです。また、この場合の「パワー」は、potenco よりも povo、povumo のほうが良いかと思います。*nia raketo, tre alta potenco revo* で「私たちのロケット、ウルトラハイパワードリィーム号」を表現していると思われます。私訳は後述。
■エスペラント語文法解説サイトPMEGへのリンク
特定のための説明表現について
単語の並置について
■単語・表現例
出陣 militiro, bataliro, frontiro, iri al la batalkampo, iri al la fronto など。
ウルトラハイパワードリィーム Ultraaltpov(um)a Reeevo.
※ Ultraaltpovrev' とすればモヴロヴっぽい?
エスペラント語辞書 PIV 2020 へのリンク
POTENCO, POVO
■私訳
出陣ウルトラハイパワードリィーム
KAMPIRO: Ultraaltpovreeevo
あくまで一例で、これが正解というわけではありません。「漢字+カタカナ」の形式と、「ドリィーム」の「ィ」を活かした感じ。まあ、宇宙文字にすると、大文字・小文字の区別がないので、再考の余地がありますが。
作中の訳を活かすなら以下のような感じ。
Iru nia raketo Ultraaltpovreeevo
行け、我らのロケット〈ウルトラハイパワードリィーム号〉
以上、マティヴー!
(言語警察ですみません。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?