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【婚活回想記】本間さんは社長だけど漢字が読めない②

前回のお話

マッチングアプリで出会えた理想のお金持ち。
しかし、彼はことごとく漢字が読めなかった。

今や携帯で変換するから漢字が書けないというのは分かる。
しかし、日常で使うような漢字もちょっと危ういのが
私的にはもうアウトだった。

一方本間さん自身はそれを別に恥じることも無く
改善しようとしている様子もない。
何なら僕は漢字が苦手だけど、違うところでしっかり能力を発揮しているから問題無い。という事であった。

さらには将来奥さんになる人が、漢字読めるんだったら
それは嬉しいし有難い。僕に足りないものを持ってるって魅力やし。

確かにそういう考え方もあるな。

と妙に納得させられる私。

しかしこれはダモの時と同じで、相手の意見を尊重しすぎて
自分の違和感を信じず大失敗するパターン。

この違和感は絶対信じたほうがいい。

私は今本気で結婚相手を探していて
その相手は常識的な漢字が読めません、さらに読もうともしません。
それでもいいのか?それを受け入れられる?

私としても、結婚する相手が自分の足りないものを持ってるのは
かなり魅力だし素晴らしいことだと思う。
夫婦としてお互い支えあい、助け合い、寄り添いあって生きていくことだからそれは結婚相手を選ぶうえでも判断基準にしたい。

だけどそれとこれとは別や。
この漢字が読めないという事は単なる氷山の一角で
きっと常識を知らない案件が今後もボロボロ出てくるに違いない。

という結論になった。

結果的には2、3回のデートでフェードアウトしたんだけど
本間さんはイケメンだったしお金持ちだったけど
私の思う常識とは違う次元で生きている人だった。

婚活で掴みたいはずの理想は、
今の自分よりも少し違う次元にあるのに
自分自身と同じ感覚の人を探しているというギャップ。

違う次元に居る人と、同じ感覚なわけないのにね。

本当に庶民として育った女の人が
玉の輿にのるのって相当の覚悟と気合があるんだろう。
まさに花より男子のつくしみたいな感じ。
そんな風に感じたマッチングエピソードでした。



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