インフレとデフレの分かりやすい覚え方のコツ、意味と違い、インフレに強い投資とは

インフレとデフレ。ニュースでよく聞く単語ですが、一発で覚える分かりやすい覚え方をまとめてみました。

インフレとデフレのわかりやすい覚え方

インフレとは物価が上がることです。逆にデフレは物価が下がることです。

意味は簡単なのですが、どっちがどっちなのか分かりづらくなりますよね。

 

さて、覚え方ですが、物価という風船にイメージします。

空気が入る(INする)ことで、物価という風船が膨らむのがインフレ
空気が出る(デる)ことで、物価という風船がしぼむのがデフレ

と覚えれば、簡単に覚えられます。

 

インフレの主な原因は?

原因①:物資の不足

野菜が不作な年は、野菜の値段があがりますよね。これも一種のインフレです。

モノの供給が追いつかないので物価があがるのです。

 

原因②:経済成長

商品の購買欲が高まるので、商品がどんどん売れます。

需要が増えるため、物価が上がるのです。

 

原因③:通貨安

通貨自体に信用が無いとできるだけモノに交換しようとします。

そのため物価が上がります。

 

過去にインフレになったことのある国

ドイツ
ベネズエラ、アルゼンチン
ジンバブエ
日本
 

各国のインフレの原因は?

ドイツのインフレの原因は?
第一次世界大戦での敗北、物資不足とマルクを大量に発行したことが原因と言われています。

 

ジンバブエのインフレの原因とは?
最近ですとジンバブエが記憶に新しいですね。

超ざっくりとまとめますと、

白人を追い出したら、農場が潰れた。かんばつも起きて食糧不足。
さらに経済政策が残念すぎて、外資系企業が逃亡。会社が次々と倒産。
という感じです。

 

日本が今後、インフレになるとされる原因は?

最近の日本は経済成長をしていません。

そこで安倍政権が「経済成長するためにインフレにします!」ということでインフレ目標率を2%に設定しました。

なんというかインフレにしようという方向で政府が動いているのでインフレになることは確定でしょう。

 

インフレに弱い投資とは?

現金、預金(国内)、国債
年金、保険など
「インフレ」というのは物価が上がる(現金の価値が下がる)ことですので、

現金で扱っている現金、預金は大きな影響を受けます。

また、長期間の積み立てを行う年金や保険も影響を受けます。

 

逆にインフレに強い投資とは

現金、預金(外国)

貴金属、不動産などの現物
です。

国内でインフレが起きても、外国の通貨を持っていれば安心です。

また、貴金属(金、プラチナ)は歴史的にインフレに強いとされています。

 

 

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