晩婚化・非婚化はアラフォー世代特有の現象かもしれない

こんにちは。婚活コンサルのひかりんです。

日本は晩婚化が進んでいると言われていますが、この晩婚化・非婚化現象いまの30代〜40代特有の現象になるかもしれません。というのは最近10代後半〜20代前半のアラツー世代の女性の意識が大きく変化しているのを感じるからです。

田舎では20代前半結婚する人が殆どですが最近は都市部の大学生や社会人数年目くらいの女性でも、早く結婚相手を見つけたいと考えている人が急増しています。

そして彼女たちは早く家庭に入って専業主婦になりたいという思考ではなく、むしろキャリア志向の女性程そのような傾向が多く見られるのが特徴です。

その原因は今の若い女性たちはアラフォー世代の結婚の失敗を目の当たりにし、同時にスマホによるネットの普及によって晩婚が妊娠を筆頭に様々な面で不利なことに気づいたことにあります。

結婚=寿退社という概念がなくなった現代社会では結婚しても妊娠・出産をしなければ男性同様に普通にキャリアを積むことができます。

そうであれば若いうちに結婚してその後にやってくる妊娠・出産・育児の時期を自由にコントロール出来きたほうが都合が良いと彼女たちは気づいたのです。

さらに女性は若ければ若いほど結婚に有利なことは自明です。今の子達は実30代の女性が婚活で苦労する姿を目の当たりにした世代です。いい男は早期に売れてしまい、キャリアを積んでから30代で婚活を始める頃には自分が望む男性は殆どが既婚者になっていて結婚できないままアラフォーになる女性や妥協して結婚した女性をみて結婚は早くしたほうが良いと学んだのです。

この結果働く女性にとって一昔前の今のアラフォー世代の「まずはキャリアを作ってから」という考えから「結婚しながらキャリアを積む」というのが彼女たちのセオリーになりつつあるのです。

女性の結婚相手を探す年齢が早まるということは男性の結婚年齢も早くなることを意味します。一部のモテる男性を除いて男性の結婚年齢は女性の意識に左右されます。多くの男性が今まで以上に20代で交際した女性とそのまま結婚していくことになります。

こうして今、男女ともに都市部で徐々に早婚化が進んでいます。

これからは結婚という不確実なイベントをなるべく早くクリアして柔軟なラライフプランニングできるようにしつつ、若いうちからダブルインカムで稼ぎ、早期から資産形成をしていくのが都市部のスタンダードの考え方になっていく可能性は高いです。

特に資産形成は別の記事で解説したように20代から月3万円を適切な形で運用すれば老後に3000万以上の資産を作ることはほぼ確実にできます。ダブルインカムなら月3万出すのはそう難しくないでしょうし、二人で月6万出せるなら6000万円になるので老後の心配は皆無でしょう。

このように女性が社会進出が認められて結婚後に労働を続けてダブルインカムが実現できる社会では人生設計の観点だけでなく資産形成の観点からも早婚が合理的な選択肢なので男性側にもかなりメリットがあります。

晩婚化・非婚化している現在のアラフォー世代は後から振り返ると世代特有の現象であったと言われる日は近いかもしれません。

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