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石は危険??子どもの遊び場づくりに関して思ったこと

今回子どもの遊び場づくりのお手伝いをさせていただきました。老人介護施設に託児所と地域のイベント事などの会場になる場所で、子どもが集まりやすいところです。当初の要望は芝をはるだけ立ったのですが、もっと遊びを加えて、大人も外に出たくなるような広場にしたいとこちらから要望を加えました。

どう遊んでくれるかわかりませんが、子どもの創造力はいつも予想以上の結果を生み出してくれました。今回もそれを期待してます。
ぼくはそれが楽しくて仕方ありません。

さて今回のタイトルの内容ですが、石は危険だから庭に置かないでほしいと要望を受けることが多々あります。もちろん、あるのと無いのとでは危険度合いが変わるのはわかりますし、頭打ったり躓いたりしたらエライコトなんで気をつけなくてはいけません。

こういった広場の場合は大概の角度から見える位置にすべきです。石の種類にしても表面が滑らかなものを選ぶと引っ掻いたりしにくいけど、上に乗ると危険だから低い位置で滑りにくい形に据えるべきとか注意すべき点はいくつもあります。ましてや子どもの遊び場の場合、先ほどの通り予想以上の遊びを加えてきます。必ず監督者は目を光らせるべき点かと思います。その分監督者は大変ですし、、、まぁ難しいところだと思います。

しかし、それらの注意すべき点を解釈し受け入れる体制を作ることができるなら、子どもの遊び場としてこれ程よい教材は無いのでは無いかと思います。

日本庭園の技術が子どもの遊び場づくりに役立ったとき、自然の模型の中で子どもたちが遊ぶのと同然です。つまり、安全面に配慮された自然を体験することができるということだとぼくは思います。

もちろん、実際の自然は危険が一杯なので比べ物になりませんが。

いろいろ書きましたが、子どもの遊び場に庭石を据えるのはなかなか難しい現状のように感じています。

今回の庭は、駆け回るような広場と別の区画につくばいを模した噴水を仕掛けてみました(笑)洞窟風になんだろうと子どもが興味を持ってくれればと思います。ぼくのわがままで付け加えました(笑)お施主さまの寛大さに感謝です。

溢れでたものが最後には大波を立てて大海原へ

自然と子どもとお年寄りがひとつになる庭になってほしいです。
庭に完成はありません。これからです。

最後までありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

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34歳、兵庫県尼崎市出身。相愛大学卒業後住宅メーカーに就職するも退社。(庭がある住まいは暮らしを豊かにしていく)ことに気づき造園会社で修行後、「子庭庵」開業。体感する石組み「いわしみず」をよく施工する。造り込み過ぎず、感性と生活の変化に合わせて造り変えられるデザインをしています。