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何気ない日々の営みこそ幸せ。

Konitaroです。
朝からAmazon Primeでドラマを観てました。

『僕の姉ちゃん』

昨日、とある記事を読んで面白そう、ということで観てみました。

ハマりました、面白い、です。
僕は作品レビューを書くのが壊滅的に下手なので、率直に観ていて感じたことを書くと…

姉弟の距離感と会話のテンポが絶妙で心地よいです。
弟にアドバイスをする姉の優しさが垣間見えて、姉役の黒木華さんの演技の上手さが出ていますね。
弟役の杉野遥亮さんは初めて知った方なのですが、ドラマの初回は「なんだこの弟は。」とちょっと思ってしまったのですが、そう思わせたということは彼の演技の上手さが出ていたのでしょうね。

観ていて気持ちいいな、と思ったポイントが、どんなにテンションが低くても、機嫌が悪くても、二人が挨拶をしっかり交わしていること、です。

「ただいま」
「おかえり」
「ありがとう」

この3つがドラマの中で印象に残っている、ということはそれだけこの言葉をドラマの中で交わしているからこそで、今の時代に欠けている心遣いでもある気がしました。

僕も普段は挨拶など言葉を交わすことは意識しているつもりですが、本当に出来ているのかな、と気になりました。

あと、特に印象に残っているのは、二人もしくは一人での食事のシーンです。
姉が酒の肴と共に飲んでいるシーン、とても心地よくリラックスした感じが出ていて、観ていると飲みたくなります。
ゆっくりと食事とお酒を楽しんでいる、そんなシーンも印象に残ります。

家での会話だけでなく、会社でのシーンもあります。
オフィスのシーン、舞台が海外ドラマにも出てきそうな所謂ちょっとオシャレなオフィスで同僚達と会話している、という感じは若干ですが、違和感がありましたね、僕には。

でも、家はよくありそうな感じで、トレンディドラマに出てきそうなオシャレな感じ、ではないところがリアリティがあって良かったと思いました。

人生ってこういった何気ない日々の営みの積み重ねで、何もないと思っている日々の中にも色々な心模様があるんだな、と感じました。
何者かに作られたキラキラした生活ではなく、自然体でゆるやかに丁寧に生活する中にキラめきが隠されているんだな、と思わせてくれたドラマでした。

それ以前に…それぞれのエピソードの中にある姉の言葉、なかなかに面白くニヤッとできます。
”言い得て妙”とはまさにこれかな、と。

とても温かく穏やかな、それでいて納得もできる深いドラマだと思います。

残り2話、観なくては…本も買おうか…あぁ悩む(笑)

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