「右を向きたがる矢印」をブロック(LaQ)で作る
回転させても同じ方向を向く矢印をLaQというブロックでつくりました。
明治大学の杉原教授による「右を向きたがる矢印」に触発されて作った物です。
教授の作品は「人が立体の切り口を平面と認識しようとする」という高度な錯覚を利用したものですが、こちらはもっと単純で「シルエット的にそう見える」というものです。
さらに向こう側に鏡を置いて鏡越しに見ると反対に左を向きます。回転させても同じ向きです。
原理的にはとても単純です。平面を正面から見ると広く見える、横からみると狭く見える、ということを利用しているだけです。
LaQは平面を組み上げていけるのでこのような立体を作るのに都合がいいです。安定して角度を保てて、試行錯誤も簡単。子供でも色々試せます。直角だけではなく120度の角度でつなげられるのが今回の錯覚にはとても役立ちました。LaQを使った立体錯視は色々できそうです。
※杉原教授の右を向きたがる矢印や立体錯視についてはこれらのインタビューが詳しいです。
https://withnews.jp/amp/article/f0180510002qq000000000000000W00o10101qq000017292A
http://www.asahi.com/ad/globalj/meiji/
追記
作り方を公開しました。
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